Cinetreakは2つの新しいオールインワンライブストリーミングスイッチャー、Stream MasterとStream Master SDIをリリースした。両製品の主な違いは接続性だが、Stream Masterは内蔵10インチスクリーン、4つのビデオ入力、PGM出力、2つのオーディオ入力と1つのオーディオ出力、SDカード、PGM出力を録画するためのUSB-Aポート、USB Type-C UVCポート、LANコネクタを備えている。ポータブルでフル機能を備えたライブストリーミングデバイスだ。
ライブストリーミングイベントの撮影やセットアップを依頼されたことがある人なら、そのためには多くの機材が必要なことをご存知だろう。実際、カメラ、三脚、ケーブル、オーディオ/ビデオワイヤレスシステム、そしてもちろん、スイッチャー、モニター、ラップトップパソコンなど、多くの機材を持参する必要がある。
数ヶ月前、私はボクシングイベントのライブストリーミングを依頼されたが、小さな机の上にすべてのライブストリーミング機材をセットアップしなければならず、ちょっとしたリギングとレゴのスキルが必要だった。このような状況を解決するために、Cinetreakは、Stream MasterとStream Master SDIをリリースした。なお、同社は昨年Cinelive C1をリリースしている。
特徴
Cinetreak Stream Masterは、250 x 206 x 63mm、総重量2kgのアルミニウム製のコンパクトで堅牢なユニットだ。フリップを開けると、まず目に入るのが解像度1920×1080の10インチLCDディスプレイだ。この内蔵スクリーンにより、Stream Masterは多くの競合製品とは一線を画している。かさばるモニターを持ち運ぶ必要がない。
Stream Masterには、Stream MasterとStream Master SDIの2つのバージョンがある。どちらのバージョンも、4系統のHDMIビデオ入力ポート、1系統のHDMI AUX出力、1系統のHDMIプログラム出力を備えている。この2つの違いは、名前から想像できるように、4系統の3G-SDIビデオ入力ポートと1系統の3G-SDI出力ポートが追加されていることだ。
ユニットの背面には、以下のものもある。
- 2系統の3.5mmオーディオ入力と1系統の3.5mmオーディオ出力
- ストリームマスターをコンピューターに接続し、ライブストリームを行うためのUSB Type-C UVCポート1系統
- 将来のファームウェア更新、PTZカメラの制御、グラフィックのロード、プログラム出力の録画用にUSB-Aポート1系統
- 番組出力を録画するための専用SDカードスロット
- LANポート
- DC12V入力ポート
機能面では、Stream Masterはカメラ間の切り替え、グラフィックの追加、内蔵グリーンスクリーンキーヤー、Picture In PictureとPicture Over Pictureなど、主な機能すべてを提供してくれる。また、横向きと縦向きの切り替えが可能で、ソーシャル・メディアのアプリケーションにも便利だ。
価格と発売時期
Stream MasterとStream Master SDIは、それぞれ739ドルと799ドルで現在入手可能だ。
詳細はCinetreakのウェブサイトをご覧ください。