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Cinevate Duzi 4スライダー — フライホイール内蔵ながら軽量化を実現

Cinevate Duzi 4スライダー — フライホイール内蔵ながら軽量化を実現

カナダの周辺機器メーカーCinevateが新しいスライダーDuzi 4を発売している。重いレールではなくパイプを使用し、これをフライホイールが挟み込む独特の構造。更に小型フライホイールを内蔵し、軽量化とスムースさを両立している。

https://vimeo.com/184411720

Cinevateのスライダーを初期の製品から使用しているが、重さ、操作性、耐久性、そして価格の点で、かなり評価が高い。

なかでも、同社のHedronは更にスムースな動きで気に入っているが、これは独特のフライホイールによるところが大きい。レールの端に大きなフライホイールが付いているのだ。

duzi-4-front-hero

フライホイールがあると、マニュアルで動かしたとき、多少のムラがあっても目立たなくなってしまう。ただ、フライホイールは重くてナンボのものであり、Hedronの全体の重さはフライホイールを使わないDuziとは比較にならないくらい重くなってしまう。

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フライホイールがあるとスムースな動きになるが重くなる。一方、フライホイールが無いと軽くなるが動きにムラが出てしまう。Cinevateはこのジレンマに悩まされたようだが、Duziスライダーでその答えを出してきた。

Duzi 4はフライホイールを装備している。しかし、Hedronのように重くないのだ。その秘密は、Hedronのように大きく重いフライホイールをスライダーの端に装着するのではなく、小さいフライホイールをキャリアの下に格納していることによる。

Cinevate Duzi 4

この方法で、Duzi 4はスムースさと軽量化を両立させている。Duzi 4は先代と同様、24“(約60cm)と32”(約80cm)の2種類の長さが用意されている。両方使って見たが、自分には24“が使いやすかったことを報告しておこう。

構造的には先代と同じで、2本のカーボンファイバー製のロッドがキャリーを挟み込む格好。オプションで足が用意されている。

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フリクションコントロールは初代Duziの不満点だったが、mark3になってかなり良くなった(まだ完全ではないけれど)。Duzi 4はこのシステムを継続して使用しているようだ。

主な特徴

  • 重さ : 60cm長モデル2.9Kg(足付き3.3Kg)  80cm長モデル3Kg(足付き3.4Kg)
  • 移動長:60cm長モデル40cm、80cm長モデル60cm
  • 耐荷重:54Kg
  • マウント:中央及び両端
  • モーションコントロール:Modo-Drive(同社のタイムラプスコントロールモーター)対応

Cinevate Duzi 4のWebページはこちら(英語)

Modo-DriveのWebページはこちら(英語)

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