ZylightとChimeraは、照明器具用の「アクティブディフュージョン」の製造と販売を行っている。
2010年と2011年のNABでこの革新的な技術の発表があったが、現在ZylightはChimeraと提携してActive Diffusionを市場に出そうとしている。しかし、Active Diffusionとは実際どういったものなのだろうか?
可変の電子NDフィルターを想像すると良いだろう。これを照明器具にディフューザーとして取り付けるイメージだ。光の拡散はLCDスクリーンで行い、リモコンで電子的に制御することができる。これは、ゲルフレームやキメラソフトボックスにも適用することができ、蛍光灯やLEDのような熱を発しない照明器具ならどれにでも使用することができる。
0〜100%の拡散が可能で、光源は硬柔容易に調整できる。今までのように、ディフューザーフレームをセットする必要は無い。フレキシブルな液晶面は折り畳むことができ、持ち運びや保管も容易だ。
Active Diffusionの他の特徴は、複雑な照明設定やリモート調整に便利なDMXに対応、あるいは100万回以上のオン/オフに耐える長寿命なスイッチ、わずか9Vの消費電力などを上げることができる。
2010年時点では、Zylightは、2×2フィートモデルの価格を約400ドル、4×4フィートモデルは約1200ドルと見積もっていたが、価格に関しては確認されていない。 Chimeraは数週間後にNABでアクティブディフューザーを出展するので、詳細情報をお届けしたい。