SLR MagicがCINE 18mm Eマウントレンズを発表
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IBC2017 でSLR Magic (SLRマジック)はCINE 18mm f / 2.8広角レンズを発表した。最新のEマウントレンズだ。また、イメージエンハンサーNDフィルターも同時に発表している。
SLR Magic CINE 18mm f/2.8
SLR Magic のCINE 18mm f / 2.8広角レンズは、ソニーEマウントカメラで使用できる明るいプライムレンズだ。広い視野と非常に小型のデザインは、コンパクトなカメラとレンズの組合せを実現し、ジンバル撮影にも適している。また、浅い被写界深度の撮影も可能だ。
同社の他のシネマ用レンズと同様、レンズの構成は、絞りとフォーカスリングを装備している。また、最短合焦距離は20cmで、フルフレーム、APS-Cセンサーカメラの両方でクローズアップショットが可能だ。
仕様
- Eマウント
- 絞りとフォーカスリング
- 8群10枚のレンズ構成
- 20cmの最短合焦距離
- 62mmフィルター径
- 重さ445g
- 焦点距離18mm(フルフレーム)、27mm(APS-C)
Eマウントの明るいマニュアル広角レンズを探しているユーザーにはお勧めのレンズだ。
NDフィルター
SLR Magicはまた、1.2 IEND(Image Enhancer Neutral Density)フィルターを発表した。これは、赤外光を抑制しながら4ストップ露出を低く設定できる。
NDフィルターは、明るい環境下で映像をシネマライクなルックにするためによく利用されるが、ケラレや色ずれが発生する製品もある。 1.2 IENDは、広角レンズに取り付けた場合でも、特殊コーティングで緑、マゼンタ、シアンの色ずれを除去するように設計されている。
同社は、1.2 IENDフィルターを使用して最高の光学品質を実現することを推奨しているが、同社の可変NDフィルターを重ねることで、より入射光量を抑え、赤外線を除去することができる。 1.2 IENDはフィルター径86mmなので、小径のレンズに取り付けるためにステップアップリングを使用すると良いだろう。
SLR Magic CINE 18mm f / 2.8レンズと1.2 IENDフィルターは、2017年10月に発売予定。レンズの価格は499ドルと発表されている。