Filmstroは、Filmstro Free Musicを追加することを発表した。1,000以上のサウンドトラックから好みの音楽を選択し、無償でダウンロードできる。YouTubeやVimeoで使用できる音楽は最大90秒。すべての曲は完全無料で、YouTubeでは既に開始されている。ただし、収益を生まない映像に限られる。
映像に音楽を適応
Filmstroについては、以前の記事も参照いただきたい。曲を映像に適合させるには、モメンタム、深さ、パワーの3つのスライダーで行う。これらを使用することにより、選択された曲をタイムラインに適応させることができる。
無償で提供
Filmstroが提供する新しいFreemiumでは、1,000以上の曲をダウンロードすることができる。ただし、その動画が収益受け取りオプションを有効にしていると使用できない。収益受け取りオプションを有効にして使用する場合は、有料バージョンにサインアップする必要がある。
また、3つのスライダーは、曲をダウンロードしてしてしまうと使用することはできない。曲を探している段階では使用することができるが、それ以後は曲をアレンジすることはできない。曲は、ステレオトラックをmp3ファイルで入手できる。
私はFilmstroの音楽ライブラリに慣れ親しんでおり、タイムラインの映像に合わせて曲をアレンジしている。 VimeoやYoutubeをはじめ、個人的なウェブサイトや映画制作、ポッドキャストやチュートリアル、ゲーム、アプリに曲を使用することができる。
Filmstroの創設者は次のように述べている。(要約)
Filmstroを創設以来、映画制作者のための力強いツールを作りたいと思っています。私たちは、HitFilmのような企業が我々のコミュニティーに価値を生み出していることに感銘を受け、「Freemium」の提供が音楽に対してもやって来ると考えています。
このサービスがFreemium(基本的なサービスや製品は無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデル:Wikipedia)であることは妥当だろう。ダウンロードした曲をさらに編集するには、有料バージョンの購入が(NLEのプラグインも含め)必要となる。収益が発生するプロジェクトで作業する場合も同様だ。
価格
個人的な映像制作で使用する場合は無料だ。しかし、制作する作品が収益を生む場合は有料となる。 9.99ドルの場合、Filmstroの無料のバージョンと同じライセンス構造が得られるが、曲をタイムライン上でアレンジすることができる。キーフレームを使用して3つのスライダーを調整し、映像に合わせることができる。 14.99ドルの30日間のパスまたは 99.99ドルの年間のパスも利用可能だ。詳しくは、こちらをクリック。
収益が発生する映像にFilmstroを使用したい場合は、freelancerを選択するとよいだろう。プロジェクトに応じて、24.99ドル/月と49.99ドル/月を選択することができる。 Adobe Premiere ProとApple Final Cut Pro X用のプラグインも用意されている。 Filmstroアプリは、Mac OS XとMicrosoft Windowsでダウンロードできる。
Links: Filmstro.com