富士フイルムは、ミラーレスカメラ用の交換レンズラインアップを拡充しているが、今度はXF 8-16mm f / 2.8を発表した。 11月に発売が予定されている。
新しいXFレンズは、ズーム全域にわたってf/2.8の超広角ズームだ。また、このレンズとは別に、まだ正式発表されていないもう1つのレンズがある。XF 200mm f/2と1.4xテレコンバーターだ。
FUJINON XF 8-16mm f/2.8の概要
このレンズはまだ出荷されていないが、cinema5Dではプロトタイプを入手することができた。それではこの超広角ズームの仕様を見てみよう。
まず、このレンズはFUJIFILM Xマウントを採用している。35mm換算では12mm-24mmのズーム範囲となる。 レンズ構成は13群20枚で、4枚の非球面レンズ、3個のED(超低分散)レンズ、3枚の超EDレンズが含まれている。重量は805gで、長さは121.5mm、直径は88mm。
アイリスは9枚の絞り羽根で1/3 EVステップで調整可能。最短合焦距離は25cmなのでマクロレンズとしての機能は期待できない。 富士フイルムによれば、高速で静かなオートフォーカスが可能とのこと。また、このレンズは耐候設計なので、屋外での撮影にも安心して使用できる。 同社によれば、-10°Cまで耐寒性があるとのこと。
価格
このレンズはすでにB&Hに掲載されており、今年11月に約2,000ドルで発売予定。もう一つの新レンズ、200mm f/2プライムも11月に発売される予定。1.4xテレコンバーターも用意される。なお、価格は約6.000ドルとされており、安価なレンズではない。
同社のX-H1ミラーレスカメラは、約1,650ドルでレンズの高価さが際立つが、動画撮影にも威力を発揮するだろう。