Zhiyun-TechがCrane 3 LABとWeebil LABハンドヘルドジンバルを発表
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Zhiyun-Tech Crane 3 Labは、好評だったCrane 2ジンバルの後継機で、下のグリップからロールモーターの後部にあるハンドグリップにかけて再設計をしている。ユーザーからの要求に応え、この新しい設計により簡単にアンダーモードに移行できるようになった。
全く新しいジンバルデザイン
リアグリップにはジンバルコントロールボタンとバッテリーがあり、初代のCraneやCrane 2と同様。バッテリーの持続時間はCrane 2とほぼ同じで、バランスが取れていれば18時間程度連続使用できる。
グリップの前面には、ズームレバーやアイリスコントロールに使用されるダイヤルが用意されている。 Crane 3 LABにはフォーカスダイヤルも搭載されているが、これはハンドルではなくジンバルの下にあり、もう片方の手で操作する。ハンドルにあれば、片手での操作も可能だったかもしれない
耐荷重はおよそ4.5kgとされているが、これはまだ確認されていない。比較的重いDSLRに明るいプライムレンズを付けた場合、片手で支えるのは結構厳しいだろう。なお、Crane 2と同様、Crane 3 LABには小さな三脚も付属している。
スマートフォンへの映像転送
このジンバルの新しい提案は、アプリケーションで映像をスマートフォンに転送できること。カメラプレートの下に画像送信ボックスがあり、HDMIポートが装備されている。アプリケーションは被写体を追跡し、これに従ってジンバルをコントロールすることもできる。カメラコントロール用のUSBポートも含まれているが、これは現在のところパナソニック GH4/GH5、およびソニーαカメラに限られている。
上のビデオでは触れられていないが、3軸モーターロック機能も用意されている。正確にバランスが取れていれば、ジンバルの電源を落として移動し、再び同じカメラとレンズを乗せる場合、再設定は必要ない。これは、移動してすぐに撮影しなければならない場合に非常に重宝する機能だ。
またCrane 3 LAB にはManfrotto標準カメラプレートが採用されており、ジンバルと三脚、あるいはモノポッドへの載せ替えに便利だ。
Zhiyun-Techが次に計画しているのは、ミラーレスカメラ用のWeebil LABとのこと。正式な発表はフォトキナで行われる予定。これについても、近くレポートしよう。