G-DRIVE mobile SSD R-Series － 高い耐衝撃性、防塵防水性を持つ高速SSD

by Olaf von Voss2017.11.28

ウエスタンデジタル翼下のブランドG-Technologyから、高速で小型、堅牢なSSD、G-DRIVE mobile SSD R-SeriesがInterBEE2017で発表された。撮影した映像のバックアップや現場での編集に最適だ。InterBEE2017の会場でストレージソリューション部ディレクターの山本慎一氏にお話を伺った。

G-DRIVE mobile SSD R-Seriesは、500GB、1TB、2TBから選択でき、いずれも高速性と高い耐衝撃性、信頼性が特徴。また、5年間のメーカー保証も付いている。

概要

SSD本体は小型の筐体に格納されており、インターフェースとしてUSB-C 3.1 Gen 2（10Gb / s）コネクタが用意されている。IP67の防水/防塵性能を持っており、これは1mの水深で30分まで耐えることができる。IPコードについてはこちら。

IP67 rating

また、防水/防塵性能だけではなく、1000ポンド（約450kg）の耐衝撃性も備えており、コンクリート床に3mの高さから落下*しても動作に支障はない。（*カーペット敷きのコンクリートの床で実施）

下はG-DRIVE mobile SSD R-Seriesのプロモーションビデオ。

高速性

500GB、1TB、2TBの3種類のモデルいずれも、USB 3.1 Gen 2インターフェースを備えたリバーシブルUSB-Cポートを備えており、新しいMacコンピュータや他のノートパソコンに対応している（USB 3.1 Gen 2についての詳細記事はこちら）。転送速度は最大560MB/秒で、大容量の映像データを短時間で転送したり、編集することができる。

なお、USB 3.0と2.0アダプタが同梱されており、従来の機器との互換性も考慮されている。USB-Cプラグ付きの高速ラップトップに接続すると、外出先でも高速の編集が可能だ。

これらのSSDドライブは非常に小さく、3つのモデルとも94 x 50 x 14.5mmで、非常に小型だ。

価格と発売時期

G-DRIVE mobile SSD R-Seriesは既に発売されているが、価格的にはそれほど安価ではない。しかし、価格に見合った安心感は何物にも代えがたいだろう。カメラの記録メディアをフォーマットしたら、記録した映像データはバックアップ用のモバイルドライブだけだ。安価で信頼できないドライブでコストを節約しても、データが消えてしまったら元も子もない。更に、二つのコピーを持っておけば、万全だろう。

G-TechnologyのWebサイトはこちら。