Accsoonは、またもや便利な映画制作デバイスを発表した。Accsoon F-C01ワイヤレスフォローフォーカスシステムだ。モーターとハンドホイールの2つのパーツで構成されており、屋外撮影の多いユーザーにとって非常にコンパクトなソリューションとなりそうだ。
一見したところ、新しいAccsoon F-C01ラベル付きリモートフォローフォーカスシステムは、Tilta Nucleus Nanoのような、モーターとハンドホイールからなるソリューションに似ている。
Accsoon F-C01は、ワイヤレスでも有線でも使用でき、ハンドホイールは、当該カメラに取り付けることも、リモートコントロールハンドホイールとして使用することも可能だ。
Accsoon F-C01 ワイヤレスフォローフォーカスシステム
Accsoon F-C01は、FHSS(Frequency Hopping Spread Spectrum)方式により、1秒間に数百回のチャンネル切り替えを行い、モーターとハンドユニット間のワイヤレス接続の信頼性を確保している。システム全体は、915 MHzの周波数帯で動作する。
このシステムには、ハンドホイールユニット用のクイックリリースマウントプレートが付属しており、リグやジンバルの任意の場所に取り付けることができる。また、マウントプレート付きの15mmロッドも付属しているので、既存のカメラケージに簡単に取り付けることができる(15mmロッドマウントがない場合)。
ハンドユニットへの電力供給には、ソニータイプのNP-FW50バッテリー1個が必要(その後、USB-C経由でモーターに電力を供給できます)。基本キットにはバッテリーは含まれていないが、バッテリー2本とUSBチャージャーが付属したキットも用意されている。モーターは5-16.8VのDC電源を入力として受け、USB電源、アクセサリーポート、あるいはフルサイズの14.8Vカメラ用バッテリーブリックから駆動させることができる。
モーターは手動または自動でキャリブレーションできる(その場合、レンズのハードストップを損傷しないよう保証される)。また、F-C01モーターユニットはかなり高いトルク力(0.35 N.m, 225 rpmまで)を発揮し、大きなシネレンズも問題なく駆動できる。
仕様
F-C01は、視認距離100m、レイテンシー10ms以下を実現している。重量はモーターが100g、サイズが53.5×104×32mm、ハンドユニットが110g、サイズは79×73×55mmとなっている。
同梱品は以下の通り。
- コントローラー(ハンドホイール)
- コントローラマウントアダプタ
- モーター
- モーターマウントアダプター
- 15mmロッド
- フォーカスギアリング(0.8 Mod、レンズ径4.1″まで対応)
- 六角レンチ&ネジ
- モーター電源ケーブル、DC-USB-Cケーブル、D-Tap-USB-Cケーブル
- キャリングケース
上記のキットは279ドルで販売されている。
カメラのメーカーや機種に合わせたスタート&ストップケーブルが別途販売されている。このケーブルがあれば、ハンドホイールを使ってカメラをリモートでスタート/ストップすることができる。
Link: Accsoon