撮影監督のDaniel Schweinert氏は、Blackmagic Pocket Cinema Camera6Kに顕微鏡レンズを装着するチュートリアルをリリースした。 8倍のマクロ撮影が可能となる。
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kは、かなり前から発売されており、また数週間前にリリースされたBMPCC6K Proは、独立系のシネマトグラファーに人気が高まると思われる。
BMPCC 6Kには、DIYでフリップモニター化するユーザーもいたが気温会の記事もDIY愛好家の投稿だ。
この記事は、Laowa 24mm F / 14プローブレンズを使わずに、印象的なマクロ映像を撮影するDIYだ。
BMPCC 6Kにマクロレンズをマウントする
Daniel Schweinert氏はドイツの撮影監督で、最近BMPCC6Kに顕微鏡のレンズをマウントするためのチュートリアルをリリースした。このチュートリアルは、S35センサーを搭載したキヤノンEFマウントを備えた他のカメラでもできる可能性がある。
ほとんどの古い顕微鏡レンズはRMSレンズマウントを備えているが、新しいモデルにはM25-M39レンズマウントがある。 RMSレンズは10ドル前後から手頃な価格で入手できる。
Schweinert氏のプロジェクトは、3DプリントされたRMS-M42レンズマウントアダプターから始まる。次に、このアダプターを別のM42-EFアダプターにマウントする。こちらから3Dモデルをダウンロードして印刷できる(無料)。
このRMS-M42アダプターはオンラインで購入することもできる。
氏は、ヴィンテージのLomo 8倍顕微鏡レンズを使用したが、残念ながら、ケラレが出ている。
ケラレを無くす方法
Schweinert氏は、「延長チューブがないと、倍率が8倍未満になり、ケラレが発生することに気付いた。オンラインドキュメントを読み、Lomo 8xでケラレをなくすには、カメラから顕微鏡レンズまでの距離を約160mmに増やす必要があることが分かった。」
「ケンコー/キヤノンEFエクステンションチューブも試し、全長は約160mmだった。必要な倍率に応じて、その長さで遊ぶことができる。そして、光量を十分取り入れる必要がある」と述べている。
Schweinert氏は多くのキヤノンEFエクステンションチューブを追加し、素晴らしい撮影ができた。
もちろん、レンズとカメラの間に非常に多くの段差があるため、正しく露光するにはかなりの量の光が必要になる。氏は次のように述べている。
Schweinert氏はまた「カメラ自体は、モーションモジュールを備えた古いEdelkroneスライダーに取り付けた。短い4K/ProRes422HQ映像を記録し、HeliconFocusで直接焦点合成に使用した。このハエの撮影では、平均160フレームを使用した。」
「スライダーは、これらの極端なマクロ撮影用ではなかったので、震えによるモーションブラーを避けるため、シャッタースピードを1/300に上げた。このようにして、Helicon Focusで機能するクリスタルクリアな映像を撮影した。」よ述べている。
詳細については、Daniel Schweinert氏のブログをご覧いただきたい。