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Adobe Premiere / After Effects Windows版にProRes書き出しが追加

Adobe Premiere / After Effects Windows版にProRes書き出しが追加

アドビはWindows版のPremiere Pro、After Effects、およびMedia EncoderでApple ProRes形式のエクスポートを発表した。 Mac OSとWindows 10両方でProRes 4444とProRes 422でのエクスポートが可能になる。

ProResはAppleが開発したコーデック技術で、ポストプロダクションで最もよく使われているコーデックの1つだ。収録、制作、配信、およびアーカイブと広い範囲で広使用されている。しかし長い間、Windows版でのProResエクスポートは非​​常に面倒な作業だった。ビデオ製作者がMacを使うのは、これが原因の一つでもあった。しかし、今回Windows版でApple ProResのエクスポートがサポートされ、今後はWindows版での使用も増えるだろう。Adobe Creative Cloudからアップデートできる。

  • Premiere Pro CC (update 13.0.2)
  • After Effects CC
  • Adobe Media Encoder CC (update 13.0.2)

これまで、Windows上では、ProResの代わりにAvid DNxHDとDNxHRがクロスプラットフォームとして使われていた。しかし、多くのクライアントではProRes形式でのやりとりが求められていた。従ってWindowsベースのAdobe Premiereユーザーは、Blackmagic Fusionなど別のソフトウェアを使用するなど、いろいろな回避策を強いられていた。

今回、AdobeはAppleと協力して、Premiere ProとAfter EffectsにProResでの書き出しをサポートした。 Mac版に加えWindows版でのProResサポートにより、Adobe Media Encoderを使用したサーバーベースのリモートレンダリングを含み、ビデオ制作の合理化が促進されるだろう。

PremiereでのProResエクスポート形式

Adobe PremiereでのProResエクスポートは以下のフォーマットがサポートされる。

  • Apple ProRes 422 HQ
  • Apple ProRes 422 LT
  • Apple ProRes 422 Proxy
  • Apple ProRes 422
  • Apple ProRes 4444 with Alpha
  • Apple ProRes 4444

Adobe PremiereMedia Encoder 13.0.2HEIFインポートも可能に

Ver.13.0.2では、iOSデバイスで作成されたHEIF(High Efficiency Image File)のインポート、Windows版でのCanon Cinema RAW Lightのパフォーマンス向上、ProRes HDRファイルのインポートも追加された。

  • iOSデバイスに記録されたHEIFファイルは、Mac版とWindows版Premiere ProおよびMedia Encoderにインポートできる。この機能には、macOS 10.13以上、Windows 10(Ver.1809以上)が必要。 Windows版では、HEIF 画像拡張機能HEVC ビデオ拡張機能をインストールする必要がある。
  • マルチコアWindows 10パソコンでCanon Cinema RAW Lightの映像ファイルデコードの高速化が図れ、再生能力が向上する。
  • ProRes HDRのサポートにより、ProResコンテナのHDRメディアからRec2020およびPQ / HLGカラー情報を正確にインポート可能。

Source: Adobe

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