オーストリアのメーカーAngelbirdは、CFast2.0からAtomXへのアダプターをリリースした。このアダプターを使用すると、Atomosレコーダーからメモリーカードに直接記録できる。
Angelbirdは、従来よりプログレードのメモリカードとストレージソリューションを提供している。同社は主に「マッチパック」を備えた一部のカメラ用に特別に設計された、信頼性が高く、高速で革新的なストレージメディアで知られている。
また、Angelbirdは、Atomosレコーダー用のAtomX SSDminiおよび4KRAWサードパーティドライブを製造している。これらのドライブは、 Atomos Ninja Vのユーザーに知られており、最近発表されたNinja V +でも引き続き使用されると思われる。今回、Angelbirdは、Atomosレコーダー用の新しいAtomX CFastアダプターをリリースした。
Angelbird AtomX CFast Adapterの機能
AngelbirdのAtomX CFastアダプターは、Atomosモニターレコーダーの背面にあるAtomX SSDminiサイズのアダプターだ。ほとんどのAngelbird製品と同様に、過酷な撮影条件下でも対応できる堅牢な構造になっている。アダプターはオーストリア製で、3年間の限定保証が付いている。
アダプターは、レコーダーの背面にぴったりと収まり、飛び出している部分は無い。 Angelbirdによると、AtomX CFastアダプターは、 Atomos Ninja V、Ninja V +、Shogun 7、およびNeonで使用できる。従って、Sumo 19 / M、Shogun Studio 1/2、および古いAtomosデバイスには使用できない。
使い方は単純で、アダプターにCFast2.0 Type Iメモリーカードを挿入し、アダプターごとモニターレコーダーのスロットに挿入する。このアダプターは、最大DCI4K/60pのApple ProRes / Avid DNx、最大6K/30p、4K/120pのApple ProRes RAWなど、さまざまなコーデック/解像度/フレームレートに対応する。
撮影後、CFast 2.0カードをカードリーダーに挿入するか、AtomX CFastアダプターをオプションのUSB-C-SATAアダプターに接続する。
このアダプターは、たとえばRED Komodoのように、すでに2枚のCFast2.0カードを使用できる場合、賢い選択肢かもしれない。
価格と発売時期
SATAアダプターはパッケージに含まれていない。
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