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エンジェルバードがAV PRO CFX CFexpressメモリーカードを発表

エンジェルバードがAV PRO CFX CFexpressメモリーカードを発表

オーストリアのメーカー、エンジェルバード(Angelbird)はプロ用のストレージやメディアソリューションをラインアップしているが、この度CFexpressメモリカードとカードリーダーを発表した。

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AV PRO CFXAV PRO CFX XTをラインアップ

キヤノンC500 Mark II(記事はこちら)のように、CFexpressカードを使用して4K / 6K / 8Kの映像をカメラ内部で記録するカメラが増えてきた。CFexpressカードは近くCFast 2.0カードに取って代わるだろう。形状は、XQDカード(ソニーFS7などに採用)との下位互換性があるので、カメラのファームウエアのアップデートでCFexpressカードをサポートできる。

エンジェルバードは、プロの映像クリエーターに手頃な価格で高品質の製品を提供することで知られている。同社は形状が同じサイズのCFexpressタイプBメモリカードも新製品にラインアップしており、従来のカメラでも簡単にCFexpressに移行することができる。

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CFexpressメモリーカードは、XQD-400の標準仕様を満たすため、最低400 MB /秒でデータを書き込む必要がある。エンジェルバードのAV PRO CFXとAV PRO CFX X​​Tはどちらも、最大1700 MB / sの読み取り速度と最大1400 MB / sの書き込み速度を実現している。これは、CFastの実に3.5倍だ

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AV PRO CFXとAV PRO CFX X​​Tカードの違いは下の通り。

  • AV PRO CFXは、最低保証書き込み速度550 MB /sの「エントリレベル」モデル。 4Kおよび6K解像度での撮影に最適。最大容量は1 TB。
  • AV PRO CFX X​​Tは、1GB /sの連続書き込み速度を備えた最上位モデル。 4K / 6K / 8Kの非圧縮RAW記録に対応する。また、高フレームレートの撮影にも対応できる。最大容量は640 GB。

両方のカードは、耐衝撃、耐塵、耐X線、および防滴処理がされている。 -25°Cから+ 85°Cで動作がテストされている。

更に同社は無料のプロフェッショナルデータリカバリサービスを提供しており、従って単純な「DIY」リカバリソフトウェアは提供していない。問題が生じたカードを同社に送付すると、専門のスタッフが問題を確認し、ラボで安全なデータ復旧を試みる。このサービスは、物理的な損傷やデータやファイルの破損などソフトウェアの問題を対象としている。

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CFexpressカードリーダー

新しいカードに対応したカードリーダーも発表された。 AV PRO CFXおよびAV PRO CFX X​​Tカードに対応して高速で動作するCFexpressカードリーダーもリリースする。

CFexpressカードリーダーは、USB 3.1 Gen2(Type-C)接続ポートで最大10 Gb / sの転送が可能。接続ポートは、セキュリティを強化し、磨耗を最小限に抑えるために凹みを持っている。

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カードリーダーの下部には、安定性を高めるための滑り止めのゴムパッドが付いている。また、側面にベルクロバインディングがあり、複数のカードリーダーを積み重ねてグループ化できる。

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カードリーダーには「書き込み保護」スイッチもある。このスイッチを有効にすると、誤ってカードからデータを削除することはない。

CFexpressカードリーダーには、USB Type-C-Type-Cケーブル(50 cm)とUSB-A to USB-Cアダプターが付属している。

価格と発売時期

これらの製品は2019年末までに発売予定。現在、価格について情報は無い。 CFexpressメモリカードにも、同社独自のMatch Packソリューションが利用できる。

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