AngelbirdのSD、CFast、SSD - 高機能に特化したストレージメディア
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Angelbirdはストレージメディアのメーカーだが、映像や音声の収録用に高機能に特化したSD、CFast、SSDを専門としている。同社の戦略についてIBC2017で話を聞いた。
フラッシュメモリストレージメーカーのAngelbirdは、これまで以上にオーディオやビデオに注力している。 SDカードは映像記録用としても非常に普及しており、DSLR、ビデオ、あるいはプロオーディオ用途に高信頼性のものも発売されている。小容量であったり低速のカードは既に飽和状態になっており、Angelbirdは他のメーカーとは異なり、ハイパフォーマンスなものに特化している。また、同社は適切な顧客サポートに必要な時間とリソースを割くよう努力しているが、これは、小さなマーケットに特化したことにより実現している。
SDカードは最大260MB/sの転送速度に対応し、V90規格に準拠するように設計されているため、SDカードを使用するカメラの全てに対応できる。
CFastでは、512GBの最大容量を用意している。最大570MB/sの転送速度と相まって、RAW記録でも比較的長い時間の記録ができる。
SSDドライブに関しては、Angelbirdは2.5インチで最大4TBの容量を提供している。新しいAV PRO XTドライブは、最近発表されたBlackmagic Design VマウントRAWレコーダーに適している。グラブハンドルやステッカーラベル用のスペースなどは、ドライブを素早く交換しなければならない映像制作現場に適している。
同社はまた、イメージングとキャリブレーションを専門とするドイツの会社basiCColorとのコラボレーションについて語っている。 Angelbirdカードには、カメラのプロファイルを作成できるカラーチャートが含まれている。このチャートは、basiCColorソフトウェアを使用してPhotoshopおよびLightroomで使用できる。
AngelbirdのWebページはこちら。(日本語)
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