バッテリーの専門メーカーAnton / Bauer(アントンバウアー)は、Titon Micro、Titon Base、およびGO 90という新しいコンパクトバッテリーを発表した。
Titon Micro
Titon Microは、Vマウントまたはゴールドマウントが選択できるコンパクトなバッテリー。 47Wh、94Wh、140Whの3つのサイズが用意されている。サイズは全て10×7.5cmで、厚さは容量により異なり、Micro45は3.6 cm、Micro 90は5.2 cm、Micro 150は6.8 cmとなっている。
また、高速USBポートと、充電ポートを兼ねるP-Tap出力ポートを備えている。側面には、5つのLEDがあり残量などを表示する。
Titon Microバッテリーは、-20°C〜60°Cの厳しい撮影条件で使用できる。 Titon Micro 45は8Aの連続出力が可能で、Titon Micro 90と150は10Aの連続出力が可能。
オプションのデュアルマイクロバッテリー取り付けプレートにより、通常のバッテリーの半分のサイズで2倍の電力が可能になる。また、ホットスワップも可能。
GO 90
GO 90は14.4V /98Whで、Vマウントまたはゴールドマウントを選択できる。0.7kgと軽量。容量はこれのみだが、連続8Aの電力を供給でき、LEDライトなどに使える。
GO 90はコンパクトではないが、47 x 152 x 95mmの比較的スリムなサイズとなっている。
バッテリーの側面には、5個のLEDがあり残量などを表示できる他、耐候性が考慮されたP-Tapポートや、高速USBポートが装備されている。
Titon Base
Titon BaseのコンセプトはCore SWX Powerbase EDGEによく似ている。
以下のような共通点や相違点がある。
- Titon Baseは、Core SWXが49Whに対して68Whの容量。
- Titon Baseは、3つのP-Tap出力/充電ポートと1つのUSBポートを備えている。 Core SWX Powerbase EDGEには、2つのP-Tap出力ポートしかないが、2つのUSBポートがある。
- どちらのモデルも、ラLCDゲージを備える。
- どちらも、1/4インチ-20インチのネジのベースプレートを介してカメラにマウントされる。
- • Titon Baseの底部には3つの1/4 ”-20取り付けポイントがあるが、Core SWX Powerbase EDGEは底部にVマウントを使用している。
- Core SWXは12.95 x 9.14 x 4.06cm に対し、Titon Baseは10 x 14 x 2.9cmとスリム。
価格と発売時期
バッテリーケーブルを含め、Titon Baseは$ 240または$ 299で入手できる。 Titon Baseは10月末に出荷予定。
Titon Microは10月末に発売予定。 Titon Micro 45は$ 250、Micro 90は$ 325、Micro 150は$ 399。価格は、たとえばBebob Microバッテリーなどと同じだ。
Go 90バッテリーは今月末までに発売予定で、価格は$ 225。