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アップルがProRes RAWのWindows向けベータバージョンをリリース

アップルがProRes RAWのWindows向けベータバージョンをリリース

アップルは、Windows対応のApple ProRes RawおよびProRes RAW HQのベータソフトウェアのダウンロードを発表した.

ProRes RAW now on Windows. Image credit: cinema5D

アップルは、ベータ版ソフトウェアは互換性のあるアプリケーションで実行できると述べており、以下のAdobeのアプリソフトがリストされている。

  • Adobe After Effects
  • Adobe Media Encoder
  • Adobe Premiere Pro
  • Adobe Premiere Rush

Apple ProRes RAW for Windows 1.0(Beta)はこちらからダウンロード可能。


ProRes RAWの経緯

アップルは約2年前にProRes RAWを発表したが、互換性があるソフトウエアや機器は多くない。

アドビがOSソフトウェアパッケージに標準化された形式としてProRes RAWを追加したのは、2019年9月。そして、ProRes RAWの誕生から2年が経過した今、やっとWindowsのベータ対応が発表された。

DJIのドローン以外で、ProRes RAWを採用しているカメラメーカーはほとんどない。 たたしAtomosはこのフォーマットを当初から採用していおり、同社の記録デバイスはProRes RAWと互換性がある。

これにより、カメラでProRes RAWに対応していなくても、記録デバイスで対応できる。

ただし一部のユーザーが慣れ親しんでいるRAWとは多少異なる。ARRIRAWやRED R3Dのようにホワイトバランスや露出の値を変更することはできない。

なお、記録の帯域幅を拡張して、カメラ情報のメタデータを保存することができる。 Apple ProRes RAWに関するホワイトペーパーはこちら(英語)。

ProRes RAW に関する記事

ProRes RAWに関しては、以下の記事も参考いただきたい。

 

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