アップルは新しいハイエンド iMac Proを発表した。12月にリリース予定。 Appleが毎年行っているWWDC(全世界開発者会議)で発表した仕様と画像は以下の通り。
これまでの情報
- 新しいグレーのエンクロージャー
- 10億色(P3)をサポートする27インチRetina 5Kディスプレイ
- 最大18コアのXeonプロセッサ
- 新しいRadeon Pro Vega GPUは最大16GBのHBM2 V-RAM搭載
- 最大128GBのECC RAM
- 最大4TBのSSDストレージ
- 4つのThunderbolt 3ポート
- 10Gbイーサネットポート
処理能力の飛躍的な飛躍にもかかわらず、冷却効率を最大80%向上させることで、iMacの薄いデザインを維持できるとしている。また、オーディオ機器としてコンピュータを使用するクリエイティブなユーザーにアピールするため、現在のモデルと同じくらいの静寂性保っている。更に、背面に10 gigEポートを追加することで、ストレージアレイに接続するためのこの高速ネットワークに投資してきた大型のポストハウスにもアピールする。
アップルは、このマシンが最も要求の厳しいワークフローを使っているプロユーザー向けに設計されていることを明確にしており、高度なグラフィック編集、バーチャルリアリティコンテンツの作成とリアルタイムの3Dレンダリングにも対応するとしている。
アップルはクリエイティブな市場への対応を見直したようだ。先月はMac Pro2018年モデルの発表、そしてMacBook Proのアップデート(Kaby Lakeプロセッサ、SSDの高速化、GPUの高速化)、新MacOS High Sierra、H.265用ハードウェアデコード、そしてこの iMac Proと矢継ぎ早の発表があった。これにより、動画機能の向上が期待できる。
iMac Proは$ 4,999(US)で12月から出荷予定。詳細は、アップルのWebサイトを参照いただきたい。