以前、プロのユーザーを対象としたAputure B7cバルブの発表記事をリリースした。その後、8本のバルブキットが発売されレビューしたのでレポートする。
B7cバルブの詳細については、以前の記事を参照いただきたいが、この記事では、8本のバルブキットの使用感をレポートする。
8バルブキットは、内部バッテリーを搭載する8本のB7cライトを持ち運んだり充電するオールインワンターンキーソリューションだ。7WRGBWW B7cの8本のバルブと電源ケーブルをすべて1つのハードシェル充電ケースが用意されている。
Aputure B7c 8本バルブキット
レンタルハウスや照明担当者にとって、B7c8バルブキットは便利な存在だ。充電は外部電源入力から簡単に行える(下の写真)。電源ケーブルは同梱される。
B7c電球のサイズが、対象の照明器具に合うかについて議論があったが、撮影に出る前にテストすることをお勧めする。内蔵バッテリーが入っているためサイズが大きくなっているからで、便利さとのトレードオフだ。
Sidus Linkアプリ
いつものように、Bluetoothで8つの電球すべてをペアリングするにはiOSデバイスのSidusLinkアプリを使用するが、約1分で完了する。以前は熱いバルブにゲルを付けたり、セット間で簡単に使いまわせる色温度の正確なバルブを見つけるのに苦労したものだ。
充電
バルブが充電ケースの各スペースに確実にはめ込まれていることを確認し、オンボタンを押すだけで良い(下の写真)。なお、充電中にB7c電球が熱くなることもなかった。
すでにB7cバルブを購入している場合や個別に購入したい場合は、将来個別購入用の充電キットの発売が予定されているようだ。
8個という数に関して言えば、コマーシャルやドキュメンタリーの撮影なら8個は適しているだろう。筆者は、3〜4個をよく使用する。バッテリーが無くなると、別のバルブをすぐに使用できる。家庭用電源が使えるなら、バルブは点灯中でも充電される。
まとめ
Aputureは様々なアクセサリーも用意しており、それらを一緒に使うことができる。今やLED照明機器は、Aputureに限らず他のメーカーから様々な製品が発売されている。 B7c 8バルブキットも、プロのユーザーを念頭に置いて設計されている。
B7c 8バルブキットは799ドルで、レンタルハウスやオーナーユーザーに最適なパッケージだ。8個のバルブをまとめて持ち運び充電できるこのキットは非常に満足できるものだろう。