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AputureがLS 300dをリリース - 低消費電力の昼光LEDライト

AputureがLS 300dをリリース - 低消費電力の昼光LEDライト

今年の初めにラスベガスで開催されたNABショーで、AputureLightStormシリーズLEDライトの新製品、LS 300dを発表したが、半年ぶりに出荷が始まった。それでは機能を見てみよう。

Aputure LS 300d

Aputure LS 300dについての記事がこちらにあるので、合わせて読んでいただきたい。これは現在、最も強力な昼光バランスLEDライトの一つだ。Aputureは比較的低価格の照明器具を発売しているが、LS 300dも明らかにインディーズ映画制作をターゲットマーケットの一つとしている。 もちろん、低価格だからと言って、品質が悪いわけではない。 Aputureは、顧客の意見を聞き、本当に必要なものを提供することが目的と述べている。以下はプロモーションビデオ。

Aputure LS 300d

LS 300dはAputureの既存のLightStorm 120d LEDの上位機種の位置付け。昼光で、バランスの取れた光を得るには、やはり300Wの大きさが必要だろう。 同社の評価では、60°のビーム角度を生成するBowensレフレクターを使用した場合、31,000ルクス@ 1mと記載されている。

また、この光のCRI / TLCI評価は96以上と好成績で、均等で正確な色表現を実現しており、マゼンタやグリーンへのシフトはここでは見られない。色温度は5500K。

LS 300d

The sprectral analysis shows the abscence of green/magenta spikes.

LightStormシリーズの主な特徴は、単一のチップオンボード(COB)LED光源で動作すること。通常のLEDパネルは、各LED自身の光源で、複数の光源から構成されている。これがLEDパネルに不自然さと不安定なマルチシャドーを発生させている原因となっている。ディフューザーを利用してこの問題を解決することはできるが、真に美しい光を得ることは難しい。しかしLS 300dなら、これを可能にする。

ユニット自体は驚くほどコンパクトかつ軽量で、大きさもLightStorm 120dに比べて30%大きいだけだ。また、ユニットの内部に2つのファンがあり、ノイズが大きくないか気にかかるところだが、同社によると対策がされているとのこと。 LEDが熱で損傷しないように、2つのファンが最小限に回転する。また、ノイズが共鳴しないように異なる速度で回転している。

Bowensマウントを採用

Aputure LS 300dでは、必要に応じて光の質を自由に変更することができる。またBownesマウントを採用しており、各種アクセサリーを簡単に取り付けることができる。

LS300d

Bowens mount with relector.

Bowensマウントのアクセサリーの価格は、キメラソフトボックスのような映画業界で長年確立されている照明器具アクセサリーほどではない。これらは、大きなタングステンライトの高温に耐えるように設計されているため、価格が高価になってしまう。 LS 300dは比較的低温で動作するため、Aputureは写真業界に広く利用されており、非常にコストパフォーマンスの高いBowensマウントを採用している。

LS 300d

Different Bowens-compatible accessories.

LS 300dには、壁コンセント、あるいはVマウントかAnton Bauerのバッテリーで電源を供給する。これにより、屋外でも使用することができる。また、他のLightStorm LEDと同様、付属の2.4GHzリモコンでLS300dをリモートコントロールすることができる。

価格と発売時期

NAB でAputureは、1,000ドル以下の価格にするよう努力すると述べている。残念ながらそれは達成できなかったようだ。 LS 300dは1,099ドルの値札が付いたが、まあ、許せる範囲だろう。同梱品としてライト本体、Bowensリフレクター、コントローラーユニット(ゴールドマウントまたはVマウントのいずれかを選択)、バラスト、必要なすべてのケーブル、リモートおよびソフトバッグが含まれる。

LS 300d

これ以外に必要なものは、スタンドと、必要なBowens互換アクセサリーだけだ。

リンク:AputureのWebサイトはこちら

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