Aputureが新しい照明器具 STORM 1200xを発表した。STORM 1200xはポータブルCOBランプで、BLAIRと呼ばれる新しいライトエンジンを搭載している。同社によると、BLAIRは正確な色彩で完全な白色光スペクトルを生成し、これまでのLEDでは実現できなかった方法で、肌のような自然な表面に効果的と謳っている。
照明器具の発表が増え、競争が激化するにつれ、メーカーは製品に付加価値をつけて差別化を図る必要がある。デザイン、革新性、価格などはその一部だ。Sidus Fourの発表から1ヶ月後、Aputureは STORM 1200xを発表した。このライトは、BLAIRライトエンジン(Blue/Lime/Amber/Indigo/Red)を導入し、フルホワイトスペクトラムの光を発生する。
主な特徴
新型Aputure STORM 1200xの特徴の中で、ひときわ目を引くのがBLAIRエンジンだ。同社によると、この技術は、2,500~10,000Kの広いCCT範囲と、グリーン/マゼンタの範囲と他の色で正確な調整を可能にするエミッターのおかげで、従来のバイカラーよりも明るく質の良い光を与える。エミッターの組み合わせは、CCT範囲にわたって出力のバランスをとり、3200Kと5600Kで同様の明るさを提供する。
AputureはSTORM 1200xを、ASC MITCの全調整範囲である100%±グリーンコントロールを特徴とする初の1200Wフィクスチャーとして発表した。この照明器具はまた、改良されたローエンド調光を提供し、カラーシフトやドロップオフなしに0.1%まで調光できる。
この照明器具はプロロック式ボーエンズマウントを装備しており、ユーザーは様々なアクセサリーを取り付けることができ、シェーピングと柔軟性を向上させることができる。また、CRMX/DMX/Bluetooth接続を備えている。IP65の防塵・防滴構造で、厳しい環境にも対応する。ランプからコネクター、コントロールボックス、ケーブルなど、すべてが密閉されている。最後に、STORM 1200xは、そのヨークの拡張サイズにより、360度のチルトが可能になっている。
価格と発売時期
新しいAputure Storm 1200xの価格は2,990ドル。出荷予定日は9月末となっている。詳細については、こちらのAputureの製品ページをご覧ください。AputureはIBC 2024のホール11に出展する。