ミュージックライセンスを販売するArtlist.ioは、パブリックベータ版から1年を経て、プラットフォームの最終版をリリースした。今回はこのサービスを紹介しよう。
Art-Listについては2016年初頭にレポートしている。その頃、ミュージックライセンスプラットフォームは、MusicbedのリニューアルやSoundstripe、あるいはFilmstroなどの新興勢力が多々参入していた。しかし、Art-Listのビジネスモデルは、当時の注目を集めた。それは、年間199ドル払えば、カタログ内の曲を無制限にダウンロードでき、どのようなビデオにも使用可能というものだった。加えて、彼らは世界中のアーティストと契約を結んでいる。
Art-List(現在の正式名称はArtlist)は、パブリックベータで1年間ユーザのフィードバックを収集し、プラットフォームにさまざまな改善を加えた。 Artlistは、650以上の新しいタイトルに加えて、共同制作者やクライアントとの素材の共有、無料プレビューダウンロードの追加、全体的な高速化などの機能も提供する。
Artlistの新機能
- 650以上の新しい曲
- 120以上の新しいアルバム
- 複数タグの選択
- 新しいカテゴリー
- 長さでの検索
- ジャンルでの検索
- コレクションの作成と共有
- 完全に再設計されたプラットフォーム
- 最大10倍速再生
- ユーザーエクスペリエンスの向上
- 強化されたモバイルエクスペリエンス
- 無料プレビューのダウンロード
- 全体的なバグ修正
このアップデート後も、Artlistは購入価格を以前と同じに維持しており、年間199ドルでカタログ内のすべてのミュージックを無制限にダウンロードすることができる。
更に詳細はArt-List創設者Ira Belskyとのインタビューも参照されたい。