Vary-IシステムはGH5用のルーペで、カメラのLCDパネルに直接取り付けられ、視野角を調整することができる。 GH3とGH4のモデルは以前から販売されているが、GH5は現在予約注文可能で、新しいアクセサリーも含まれている。
ルーペは日光下での視認性を向上させるとともに、ハンドヘルド撮影時に、顔に接触させることでカメラを固定することができる。しかし、カメラの背面だけに取り付けるため、ショルダーでの使用には役に立たないものもあれば、顔を押し付けたときにモニターのヒンジにストレスを与えるものもある。Vary-Iルーペは、ハードウェアに負荷をかけることなく、さまざまな角度から撮影するための、しっかりとした汎用性のあるソリューションを提供しており、これらの問題を解決している。
このシステムは、カメラ底部の三脚プレート取り付けポイントにサポートを取り付ける。これは、顔を押し付けたとき、カメラが回転するのを防ぐためで、三脚プレートはその下に取り付けることができる。 Vary-Iルーペ自体がGH5のLCDモニターにフィットし、マウントブラケットはカメラのサポートにスライドして固定できる。また、ルーペを任意の方向に回転し支持することも可能。下のプロモーションビデオを参照されたい。
ルーペ自体は3倍の倍率を提供しており、接眼レンズが顔にぴったり合っていると、快適なモニター環境が得られる。LCDモニターを回転することで、ハイショットとローショットにも対応可能。また、付属のノブで回転の硬さを調整することもできる。 GH5のルーペには、光学系によってLCD画面が焼損するのを防ぐため、接眼レンズからの光の侵入を防ぐシャッター機能も搭載されている。また、ルーペを上げてGH5のLCDモニターを直接見ることも可能。タッチスクリーンでコントロールしたい場合や、数人でモニターを見る場合などで便利だ。
GH3およびGH4モデルの説明によれば、HDMIポートはVary-Iの位置により使用でき、Speed BoosterなどのMetabonesアダプターにも対応している。
Vary-Iは7月27日から8月10日の間に発売予定で、ルーペのみでは€248、ケージ付きの場合は€398の価格。ハンドルの価格と発売時期は未定。
詳細および予約注文については、Vary-I.comを参照して欲しい。