Asteraはドイツを拠点とする会社で、有名なAX1やTitanLEDチューブを発売しており、今回新製品PixelBrickをリリースした。RGB + Mint + Amber、内蔵バッテリー、および多数のオプションを備えている。
同社はすでにAX3 Lightdropのようなイベントで有用な製品を製造しているが、PixelBrickはより多くの機能がある。
Asteraは、このライトは約15Wの光出力を出力し、2メートルの距離で450ルーメン/ 1700ルクスを達成すると述べている。 Titanチューブにあるのと同じRGB + Mint + Amber LEDを使用しているため、96(5500K)および98(3200K)の高いCRIと、97(5500K)および98(3200K)のTLCIを実現する。バッテリーは最長20時間持続するが、フル輝度では5時間近くになる。
AsteraPixelBrick接続
PixelBrickは、Titanチューブライトにあるのと同じLEDを使用している。そのため、IRリモコン、ルーメンラジオ、有線または無線DMX(CRMXが組み込まれており、有線はオプションのPowerBoxでのみ機能する)で使用できるだけでなく、Astera Appは機能が豊富で、複数のライトを制御できる。
ワイヤレス範囲の定格は300メートル。内蔵のBluetoothを使用すると、スマートフォンを制御用のライトに直接接続できる。これは、モバイルデバイスと通信するAstera Boxに接続する必要があったAX1チューブの場合とは異なる。さらに、Astera Boxの代わりにPixel Brickを使用し、UHFを介して他のランプを接続し、それらを制御することもできるが、Asteraは短距離で使用することを勧めている。
ライトは背面にあるボタンでも操作できる。ユニットの重量は1.12kgで、IP65定格のアルミニウムハウジングで保護されている。
多くのアクセサリー
ビーム角は13°に焦点が合っているが、Asteraは取り付け可能なライトモディファイアを提供している。30°フラッドフィルター、17°ビームソフナー、およびBrick Domeは、このライトを実用的なライトとして使用できる。
さらに、BrickConnect(2つのPixelBrickを隣り合わせに接続)、BrickHinge、BrickTilt(2つのPixelBrickをヒンジまたはチルトメカニズムを挟んで斜めに配置)など、さまざまな取り付けアクセサリーを入手できる。ライトは、クラスターで使用されることを意図して作成されている。アクセサリーは、4つの側面のいずれかでAirlineTrackに取り付けられる。
アクセサリーケースや充電ケースも用意されている。後者は、Aputure MC-4 Light Kitのようにワイヤレスで充電できないが、Titanチューブケースのように、従来の1.5mmジャックを使用して充電できる。
Pixel Bricksは、いくつかのソフトウェア機能も提供する。シームレスランタイムを使用すると、撮影日の長さを入力できる。撮影の途中でライトが消えないように、最大輝度を計算する。スケジュールされたスタンバイはタイマーのようなもので、昼休みの後やイベントの前など、ライトがスタンバイから復帰する時間を設定できる。これらの機能は新しいものではなく、Titanチューブにも搭載されている。
価格と発売時期
Pixelbrickの発売時期や価格についての情報はまだ無い。ただし、AX3 LightDropと同様のサイズとパワーのため、約380 ドル程度と思われる。
Aputureとは異なり、Asteraは純粋に映画製作に焦点を当てているわけではないが、AX5トリプルPARと同様に、イベント照明もカバーしている。しかし、ミュージックビデオを作成用としてAX1とTitanのチューブは多大な人気を博している。 PixelBricksは、特に機能の数、取り付けの可能性、および移植性に関して、ビデオ撮影に役立つ可能性がある。
PixelBrickの詳細については、同社のWebサイトを参照いただきたい。