中国のレンズメーカーAstrHori(以前はRockstarの名前で知られていた)は、富士フイルムGFX中判カメラ用の新しい手頃なレンズ、AstrHori 40mm F/5.6をリリースした。このマニュアルレンズは、わずか350gと軽量で、289ドルと非常にリーズナブルな価格帯だ。
富士フイルムの中判カメラGFXのラインナップは、数年前にリリースされた。最近では、GFX 100/100SがBlackmagic RAWで外部記録できるようになった。しかし、GFXカメラ用のレンズの選択肢は、最近富士フイルムがGF 20-35mm F4広角ズームをリリースしたとはいえ、かなり限られている。
しかし、LaowaやTTArtisanのようなサードパーティのレンズメーカーが、予算の少ないコンテンツクリエイターのためにコスト効率の良いレンズを開発しようとしている。AstrHoriも、GFX中判カメラ用のフルマニュアル40mm F5.6レンズを発売した。
AstrHori 40mm F/5.6の特徴
AstrHori 40mm F/5.6レンズは、富士フイルム GFXカメラ用のフルマニュアルレンズだ。レンズ本体はアルミを主体に、重量はわずか350g。さらに、全長も7.9cmと短く、携帯性も良い。
中判カメラに40mmレンズ(フルサイズ換算で31mmに近い)は、風景やストリートフォト、建築物を撮影するのに最適なオールラウンドなレンズだ。さらに、このレンズにはかなり大きなフォーカスリングがあり、精密なフォーカシングが可能となっている。
レンズ設計
レンズ構成は5群7枚で、最短撮影距離は41cm、フロントフィルター径は62mmとなっている。
絞り羽根の枚数については情報がない。ただし、同社は「AstrHori 40mm F5.6は、絞りF8で五角形のスターバースト効果を見せる」としている。
価格と発売時期
AstrHori 40mm F5.6は、289ドルで現在発売中。
詳しくは、こちらの同社のウェブサイトをご覧ください。
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