Atomosは、 Ninja Ultra、Ninja V+、Shogun Connect、Shogun Ultra用のAtomOS 11.13.00ファームウェアをリリースした。キヤノンEOS C80とR1のHDMI RAW 6Kのサポート、EOS C80のSDI Filenamingのサポートなどが追加された。
Atomos Ninja Ultraは、人気のNinja VとNinja V+の後継機として昨年デビューした。最大輝度1000nitsの5インチ、10ビット1920 x 1080モニターを搭載している。30pのProRes RAWで最大8Kを記録し、H.265、ProRes、DNxHDも記録できる。
一方、Atomos Shogun Ultraも2023年に発売された。どちらの新型モニターレコーダーも7インチ、2000nitのIPSディスプレイを搭載し、Camera-to-Cloud機能、最大8K30p ProRes RAW、AtomOS 11などを備えている。
AtomOS 11.13.00の新機能
AtomosはAtomOS 11をリリースし、より優れた合理的なインターフェースを提供するオペレーティングシステムを一新した。主な新機能には、露出を助けるARRI False ColorとEl Zoneツール、新しいレコーディングとスケジュール再生ツールなどが含まれる。
AtomOS 11のリリース後、ファームウェアのアップデートが頻繁に行われている。これらのアップデートには、特定のカメラ向けのTouch to Focusカメラコントロールや、 SRTおよび富士フイルム F-LOG2のサポート追加などが含まれる。これらのアップデートはAtomos Shinobi IIにも影響を与えた。
AtomOS 11.13.00は、キヤノンEOS C80とR1に特化した新機能を追加し、Atomos Ninja Ultra、Ninja V+、Shogun Connect、Shogun Ultraに影響を与える。新機能は以下の通り:
- C80 HDMI RAW 6Kモード(6000 x 3164、59.94 fps)をサポート。
- C80用のSDIファイル名設定。
- R1 HDMI RAW 6Kモード(6000 x 3164、23.98、24、25、29.97、50、59.94fps)のサポート。
価格とリリース時期
AtomOS 11.13.00ファームウェアアップデートは、無料アップデートとして現在入手可能だ。アップデートの詳細と手順については、Atomosのサポートページを参照。Atomos Ninja Ultraは141,900円、Shogun Ultraは231,000となっている。