Atomosから、 NinjaシリーズとShogunシリーズのモニターレコーダー用の新しいファームウェアがリリースされた。ファームウェアAtomOS 11.12.00は、Atomos ConnectメニューからDropboxとDropbox Replayのアップロードをサポートする。
NinjaとShogun用のAtomosファームウェア11.12.00アップデートにより、 DropboxおよびDropbox Replayへのアップロードをサポートする重要な新機能が追加された。さらに、フォルダ/プロジェクトとDropboxおよびDropbox Replayを切り替えられるようになる。設定方法は、 Atomos Connectメニューから、Direct Camera to CloudターゲットでDropboxまたはReplayを選択し、新規・既存を問わずプロジェクト/フォルダをアップロードする。
Ninja用のAtomos Connectは別売りで、DropboxまたはDropbox Replayに接続してアップロードするために必要な機能だ。詳細と購入はウェブサイトを参照。
メディアの管理はとても重要だが、今回のアップデートで簡単になった。アップロードされたメディアは、プロジェクト名、デバイスAID、録画日、ユーザーデバイス名、シーン、ショット、テイクごとにフォルダに自動的に整理される。
Atomosによるチュートリアルはこちら：
Dropbox Replay – クラウドベースで映像をアップロード
Dropbox Replayは、離れた場所で撮影していても、どこからでも映像を確認できる優れた機能だ。プロダクションがパリでロケをしている場合、プロデューサーはロサンゼルスからすぐに映像を確認することができる。Dropbox Replayは、最大150GBまでの動画、音声、画像、PSD、PDFプロジェクトに対応している。ビデオとオーディオの最大長さは12時間。Dropbox Replayの詳細はこちら 。
なお、Dropbox Replayは映像のレビューのみ可能で、編集はできないが、Adobe Premiere Pro、After Effects、DaVinci Resolve、Final Cut Pro、Avid Pro Toolsとうまく統合できる。
Dropboxのベーシックプランでも新機能は使えるが、それでできることは限られている。Atomos NinjaとShogunのDropboxへのアップロードとDropbox Replay機能の全機能を利用するには、Dropbox Plus以上が必要だ。さらに、新しいAtomosモニターを購入すると、Dropbox BusinessまたはBusiness Plusスペシャルが40％割引になる。2024年11月30日まで実施中だ。
価格と発売時期
NinjaおよびShogunシリーズのモニターレコーダー用Atomosファームウェアアップデート11.12.00は、現在無料で入手可能。Atomosのウェブサイトはこちら。
Atomos Shinobi IIのファームウェアアップデートの「Touch to Focus」機能の紹介はこちら（英語）。
