Atomosは、Ninja V用の無料のAtomOS 10.3アップデートをリリースした。ソーシャルメディア用の新しいフレームガイド、改善されたフェルスカラー、新しいアナモフィックデスクイーズオプション、その他改善が追加された。新しいファームウエアは現在ダウンロード可能。
Atomos Ninja V
Atomos Ninja Vは、フルHD 1000nitの5インチタッチスクリーンスクリーンを搭載したHDRモニターレコーダー。最大4K 60fpsでビデオを録画できる。 Ninja Vはミラーレスカメラと組み合わせて、多くの便利な機能を提供する。 HDMI入出力のみだが、オプションのAtomX SDIモジュールでSDI接続が可能。 ニコンZ6やパナソニックS1Hなどの新しいカメラでは、HDMI経由でRAWビデオをProRes RAWとして記録できる。
Ninja VはAtomos独自のAtomOSオペレーティングシステムで動作し、直感的なユーザーインターフェイスで操作できる。新しいファームウェアAtomOS 10.3は無料で入手できる。
AtomOS 10.3
新しいファームウエアAtomOS 10.3は以下のような新機能がある。
- ソーシャルメディアのフレームガイド:Facebook、Twitter、およびInstagramのビデオには、1:1および1.91:1.1のガイドがある。 Portrait Instagramモードでは、4:5のガイドが提供され、Instagramストーリー/ IGTV、Snapchat、およびYouTube用の9:16もある。
- 9グリッドオーバーレイ:3分の1の法則を画像合成に適用するのに役立つ機能。
- HDMI入力のリーガライズ:ユーザーは、記録された入力に対してフルからリーガルの範囲内で手動操作できる。この設定では、フルレンジ(8ビット0-255 / 10ビット0-1023)を使用するREC.709入力をリーガライズし、これらを許容範囲(16-235または64-940)に正確にマッピングし、NLEシステムの柔軟性を高める。
- 偽色のIREスケール: IRE%スケールが偽色モードビューに追加され、露出時に肌の色調を正確に露出できるようになった。
- アナモフィックデスクイーズ: 1.25倍および1.8倍のデスクイーズを追加、より広範なアナモルフィックレンズとの互換性を可能にした。
- ローリングファイルの名前付け:シーン、ショット、テイクのファイル名に名前を付けることができる。このファームウエアの更新により、連続したローリングファイルの命名ができ、ドライブを再フォーマットした後にカウントを行う機能が追加された。この機能は、ファイル命名メニューでオン/オフできる。
AtomOS 10.3ファームウェアは、Atomosのサイトからダウンロードできる。
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Atomos Ninja V (ATOMNJAV01)