Atomos NinjaVモニターレコーダーがオリンパスの最新ミラーレスフラッグシップカメラOM-D E-M1XとOM-D E-M1 Mark IIIのProResRAW記録に対応した。 カメラからのクリーンなHDMI信号をAtomos NinjaVでProResRAW記録できる。
Atomos NinjaVはNAB2018に登場した。時間の経過とともにファームウェアアップデートを重ね、ますます多くのカメラをサポートしており、ほぼ2年半経った今も陳腐化していない。これは非常に素晴らしいことだ。 Atomosは9月にオリンパスカメラ用のProRes RAWサポートの開発を発表していたが、今回これがリリースされた。以下はこの組み合わせで撮影されたプロモーションビデオ。
オリンパスミラーレスカメラにProRes RAW対応
OM-D E-M1XとOM-D E-M1はオリンパスで最も人気のあるミラーレスカメラで、カメラからの出力をAtomos Ninja-VでProResRAW記録できるようになった。どちらのカメラも、センサーからの映像データをHDMIから出力できる。
どちらのカメラも20.4メガピクセルマイクロフォーサーズセンサーを搭載し、妥協のないフラッグシップカメラの位置付けとなっている。
ユーザーは、AtomosのWebサイトから無料でAtomOS10.56をダウンロードできる。またオリンパスのサイトからOM-D E-M1Xのファームウェアバージョン2.0、OM-D E-M1 Mark IIIのファームウェアバージョン1.2をダウンロードしてインストールすることにより、ProResRAWでの収録が可能になる。
グレーディング
グレーディング前の映像とグレーディングした映像の比較を以下のビデオで見ることができる。
また下のビデオでは、映像クリエーターのJanne Amunét氏が、この組み合わせについて詳しく語っている。
オリンパスカメラは外部記録用に4:2:2 /8ビットのみ出力できるため、センサーから直接12ビットProRes RAWを出力できるのは、特にオリンパスのカメラが高性能な5軸IBISを備えているため、非常に有用だ。