Atomosとパナソニックは、LUMIXS5からのProResRAWを Atomos Ninja Vで記録することを海外で発表した。これは無料のファームウェアアップデートで、NinjaVでのProResRAW記録が更に拡張された。
Atomosとパナソニックは、LUMIX S5(レビューはこちら)が無料のファームウェアアップデートにより、NinjaVレコーダーに最大5.9KのProResRAWを出力できることを発表した。
記録モードは次のとおり。
- 5.9K / 30p
- 4K / 60p
- 3.5K アナモフィック (4:3) / 50p
Atomos Ninja V
カメラとNinja Vと組み合わせることにより、より高画質のビデオを記録できることに加え、大きな5インチ1000nitHDRディスプレイで快適なモニタリングが可能となる。 Angelbird AtomX SSDminiのような信頼性が高く費用効果の高いSSDを使用すると、記録時間が長くなるのも利点だ。
ProRes RAW
ProRes RAWは、他のすべてのProResと同様に、非常に効率的で強力な中間コーデックとされている。 5000ドル以下のカメラでも、ポストプロダクションでビデオパラメータを調整することができるのは素晴らしい。
また、ProRes RAWのNLEおよびアプリのサポート(Final Cut Pro X、Adobe Premiere、Grass Valley Edius、Assimilate Scratch、Colorfront、FilmLight Baselight)の拡大により、広く使用できるようになってきた。
リリース時期
Ninja Vのファームウェアアップデートは11月24日にリリースが予定されており、ProRes RAW記録を有効にするには、対応するLUMIX S5のファームウェアアップデートも必要になる。
なお、日本での発表はまだ無い。