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AtomosがShinobi 7を発表 - 2200Nitsの7インチタッチスクリーンモニター

AtomosがShinobi 7を発表 - 2200Nitsの7インチタッチスクリーンモニター

AtomosはShinobi 7を発表した。これは、7インチ1920×1200タッチスクリーンを備えたカメラモニターで、キャリブレーションされたピーク輝度は2200ニット。クロスコンバージョンとループアウトを備えた3GSDI(最大2K/60p)およびHDMI(最大4K/60p)入力/出力ポートを備えている。多くの便利なモニター機能の他に、オプションのケーブルを介して選択したカメラを制御することもできる。 DCジャック入力またはデュアルNP-Fバッテリースロット(ホットスワップ付き)で電力を供給する。Shinobi 7は、699ドルで予約注文可能。

Shinobiの5インチバージョンは、2年以上前から発売されている。 2019年2月に発表され、2019年3月にSDIバージョンが発売された。Shinobiは、Ninja Vと筐体を共有しているが、記録機能は無く、より手頃な価格で入手できる。

Atomos Shinobi 7

Shinobi 7. Source: Atomos

Shinobi7はその名の通り7インチのタッチスクリーンモニターで、2200ニットのキャリブレーションされたピーク輝度と1920×1200ピクセルの解像度を持つ。明るい画面で、直射日光下でも視認性が高い。 またShinobi7はLog / PQ / HLG信号で10ストップ以上のダイナミックレンジを示し、HDRやLogの撮影に対応するHDRモニタリング機能が搭載されている。

Shinobi 7. Source: Atomos

ログからHDRへの変換に加えて、カスタム3D LUTを適用して、他のデバイスやライブフィードにダウンストリームでフィードすることもできる。 SDカードで最大8つのカスタムLUTをロードでき、それらの中から即座に選択することができる。新たに、撮影しているものの波形、ヒストグラム、およびベクトルスコープを表示できるようになった。

Shinobi 7. Source: Atomos

更に、モニターからカメラを制御することもできる。タッチスクリーンから、アイリス、ホワイトバランス、シャッター角度、ND、および接続されたカメラの調整もできる。オプションのUSB-C-シリアルケーブルを使用すると、Z CAM E2シリーズカメラのすべてのメニューを直接制御できる。 USBおよびRJ45制御ポートも用意されており、将来的には他のカメラも制御できるようになる。

Shinobi 7. Source: Atomos

Shinobi 7はファンを内蔵しておりアクティブクーリングが可能。アダプティブクーリングにより、ファンノイズが低減できる。デュアルNP-Fバッテリースロットは、長時間の撮影でもホットスワップできる。必要に応じて、専用のロックDCジャック入力により、AC電源も使用できる。また、オプションのDC-D Tapケーブルで、Vロックバッテリーからフィールドで電力を供給することもできる。

主な機能

  • 2200 Nits HDR /デイライト視認可能ディスプレイ
  • 4K/60pのHDMI2.0サポート、最大2K/60pの3GSDIサポート
  • 双方向HDMI–SDI信号クロスコンバージョン
  • 連続電源用のデュアルNP-Fバッテリースロット
  • プレビューとループアウトによる3DLUTのサポート
  • Atom HDRは、表示およびループアウトのための内蔵LogからHDRへの変換を提供
  • オプションケーブルにより、互換性のあるカメラのアイリス、WB、シャッタースピード、NDをタッチスクリーンで制御
  • ヒストグラム、波形、偽色、ゼブラ表示機能
  • フォーカスアシスト – 4:1、2:1、1:1ズーム
  • カメラオーディオのヘッドホンモニタリング
Shinobi 7. Source: Atomos

価格と発売時期

Shinobiは現在予約注文が可能で、出荷は2021年6月末に開始予定。価格は699ドル。パッケージにはモニターとユニバーサル電源アダプターのみが同梱されているため、必要に応じて適切なケーブルとバッテリーを購入する必要がある。なお日本での価格の情報はまだ無い。

AtomosのWebサイトはこちら

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