AtomosがShogun Infernoのファームウェアv8.42をリリースした。 このアップデートにより、パナソニックのEVA1とArriのALEXA Miniに対応する。
また、このファームウエアv8.42ではSMPTE 6Gに対応しており、6G SDI搭載のカメラなどで、オーディオやタイムコードの重畳、スタート/ストップのトリガーもできるようになっている。
バグ対策
また、ファームウエアv8.42では、HLGとPQ Loopでゲインがオーバーする問題も修正されている。さらに、Auto HDRモード時HDRスライダーの値が保存されなかった問題も修正された。なお、システムの起動時間が20%速くなっている。
アップデートの有用性
Atomosがファームウェアのアップデートをいち早く開発したのはユーザーにとって喜ばしいことだ。同社は10月にv8.4.0をリリースしたばかりで、HLG(Hybrid Log Gamma)のサポートやパナソニックのVaricam LTのフレームレートと解像度の選択が充実した。
最近、RAWを内部記録できるCanon C200を手に入れたが、CFast2.0カードがあまりにも高価なことから考えると、Atomos Shogun Infernoのコストパフォーマンスは素晴らしいものと考えられる。比較的安価なSSDを使用すると、十分長い時間記録することができる。 先ののC200レビューにあるように、128GBのCfast 2.0カードでRAWを記録すると16分しか記録できないのだ。 C200でSDIからRAW出力を得ることができれば、2TBのSSDで4時間以上のRAWデータを記録できる。
Shogun Infernoの最新ファームウェアは、こちらからダウンロードできる。
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