Atomosはオーストラリア証券取引所での取引を開始し、今後12〜24ヶ月以内に商品ラインアップを倍増させることを約束している。
モニターレコーダー機器市場のさらなる成長に向けた大胆かつ戦略的な動きで、Atomosは1株当たり0.41ドルで1400万株を超える新株を発行し、12月28日現在、ASX(Australian Securities Exchange:オーストラリア証券取引所)での取引を開始、資本金600万ドルを調達した。
今後の新製品
これに伴い、現在の製品ラインを今後12〜24ヶ月で7つのコアデバイス(Ninja V、SUMO、Shogun Infernoなど)から14デバイスに倍増する計画を立てている。Ninja V が2018年初頭に発表され映像制作業界で大きな話題になったが、これに続くエキサイティングなニュースだ。
Atomosは今や、DSLRやミラーレス、およびプロビデオカメラ用の外部モニターレコーダーのトップメーカーとなった。 600万ドルの資金を調達したことにより、Ninja Vに続く新製品の開発をはじめ、ソーシャルおよびエンターテインメント市場に向けた新製品を開発する。
AtomosのCEO、Jeremy Young氏に加え、Chris Tait氏(WH Smith戦略ディレクター兼Henslow創設者)、Neil Chatfield氏(Seek LimitedおよびCosta Group会長)、そしてImagination Technologiesの創設者、Sir Hossein Yassaie氏が取締役会に加わる予定だ。Atomosによれば、これらのメンバーが取締役会へ参加することにより、同社に様々な知識と経験をもたらすだろうと述べている。
この動きがAtomosの製品ラインナップに良い影響を与え、世界中の映像制作者が素晴らしいコンテンツ制作を作り出す手助けになることを期待したい。今後のカメラは内部記録を充実させていくことが考えられるが、Atomosがどのように外部レコーダーを進化させるのかが問われている。
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