ATOMOSは、新型ストリーミングモニター「ZATO CONNECT 5″」を発表し、同社のストリーミングデバイス「ATOMOS CONNECT」シリーズに、非常に手頃な価格の製品を追加した。399ドルで予約受付中。
Atomosは、今までにも様々なモニターを発売している。NINJA Vは2018年に発売され(記事はこちら)、NINJA V+は2021年に発売された。これらはアドオンモジュールを追加することで、さらに機能を拡張することができるようになっている。
ZATO CONNECT
ATOMOS ZATO CONNECTは、NINJA Vの筐体と1000nitディスプレイをベースに、ライブストリーミングをメイン機能として搭載している。ほぼすべてのHDMIやUSB UVCソースを接続でき、ZATO CONNECTはそれをUSB-C出力でウェブカメラソースとして利用できるようになる。Facebook Live、Twitch、YouTube、その他のソーシャルメディアサイトでウェブカメラフィードを使用することができる。
ZATO CONNECTは、HDMIまたはUSBフィードを、Zoom、Microsoft Teams、Slack、その他の会議ソフトウェアでのウェブ会議に使用できるように変換することも可能だ。
接続性
ZATOの背面にあるHDMI(最大4K 30p)またはUSB-C-Inputを使用して、任意のカメラ/ゲーム機などを取り付けることができる。また、別のモニターを取り付けるためのHDMI出力も用意されている。
コンピューターとの接続(最大1080p60)には、USB-Cソースを取り付けた後も空いている2つ目のUSB-Cポートがある。
ZATOの側面には3.5mmのマイク/ライン入力があり、マイクなどのオーディオソースを取り付けることができる。また、ヘッドフォンを接続して音声をモニタリングすることもでき、ZATO内の使いやすいツールを使って、独立してミックスしたり、合成したりすることができる。
ZATO CONNECTの電源は、内蔵のNP-Fバッテリープレートに加え、USB-PD(USB Type C)を使用することができる。一眼レフカメラやミラーレスカメラの上に簡単に取り付けることができるほか、パソコンやゲーム機の横のデスクに置くだけで、簡単に使用することができる。
いつでも、どこでもストリーミング
ZATO CONNECTは、WiFi 5(2本の大きなアンテナ)またはギガビットイーサネット(USB-Cアダプタを使用)を介してインターネットに直接接続することもできるので、コンピュータを使用せずにストリーミングすることができる。また、携帯電話のホットスポットに参加する機能もあるので、どこからでもストリーミングや電話会議ができる。
AtomOS Liteソフトウェア
その名の通り、ATOMOSレコーダーに通常搭載されているOSをスリム化したもの。ソースの結合、ストリームの記録、ストリームやビデオプレゼンテーションに付加価値を与えるグラフィックのオーバーレイなど、必要不可欠な使いやすいツールはそのまま利用できる。
ATOMOS Streamサブスクリプション
ZATO CONNECTには、発売当初、Facebook Live、Twitch、Youtubeなどの単一プラットフォームへの無料ストリーミングを含むATOMOS Streamが搭載される予定。2022年後半には、ATOMOS Cloud Studioを利用して、複数のプラットフォームに同時にストリーミングできるサブスクリプションサービスを開始する予定だ。
すべてのストリーミングは業界標準の暗号化で行われるため、すべてのデータ転送が保護され、ストリーミングは安全に行われる。
NDIサポート
NDIとのパートナーシップにより、NDI|HXを使用したデバイス間の高効率なビデオ転送をサポートする。NDI|HX規格により、洗練されたエンコーディングと低レイテンシーでフレーム精度の高いビデオを簡単に配信することができる。NDI|HXのアクティベーションは$99相当だが、本日ATOMOS ZATO CONNECTを予約すると3ヶ月間無料になる。
価格と発売時期
今ならZATO CONNECTを399ドルで予約注文すると、ATOMOS Cloud Studioの3ヶ月サブスクリプションとNDI|HXのアクティベーション(99ドル相当)が無料になる。
Atomosのサイトはこちら。