AVIDは、ノンリニア編集ソフトウェアAvid Media Composer2020.10のアップデートをリリースした。このバージョンは現在macOS v10.15.7をサポートしており、Universal MediaEngineプラグインを使用してProResRAWメディアのリンクと再生に対応している。
AVIDはMediaComposerのソフトウェアアップデートを継続的にリリースしている。今年の初めに、同社はバージョン2020.4をリリースした。これには、最新のApple MacProのサポートとWindowsユーザー向けのProResサポートが含まれている。
Media Composer 2020.10新機能
最新の Avid Media Composer 2020.10アップデートには、次のような変更が含まれている。
- 最新のmacOSバージョンのサポート:macOS10.15.7
- Media Composer 2020.10は、Universal MediaEngineプラグインを使用したProResRAWメディアのリンクと再生をサポートする。ただし、現時点ではProResRAWでエクスポートすることはできない。
大きな変更は以上だ。もちろん、多くのマイナーなバグも修正されている。完全なリストはこちら。
マイナーアップデートのように見えるかもしれないが、ProResRAW素材に対応できるようになったのは大きな進化だ。
macOS v10.14以前の場合、「Pro VideoFormats」パッケージがインストールされているが、無い場合はこちらから無料でダウンロードできる。 Windows 10の64ビットシステムの場合、パソコンにApple SDKをインストールする必要がある。これは、こちらからダウンロードできる。
Apple ProRes RAWは、Adobe Premiere Pro、FCPX、ASSIMILATE SCRATCH、Colorfront、FilmLight Baselight、Grass ValleyEdiusなど多くの編集アプリケーションでサポートされるようになった。 DaVinci Resolveではまだサポートされていないが、まもなく発表されるDaVinci Resolve17バージョンでサポートされることを期待したい。
価格と発売時期
Avid Media Composer 2020.10アップデートは、既存のすべてのユーザーは無料で利用できる。 詳細については、こちら。