プロカメラの小型軽量化に伴い、バッテリーも小型化が進んでいる。BebobのVマウントバッテリーのVmicroとHawke-Woods のmini V-Lockバッテリーを見てみよう。
業界標準のVマウントやゴールドマウントのバッテリーは、 95×150mmで、厚さは容量によって異なる。しかし、カメラが小さいと、この大きさのバッテリーは使い難い。
Bebob Vmicro
新しいBebob Vmicroバッテリーシリーズは、14,4V 43 Wh、98Wh、147Whがラインアップされている。同社の他のシリーズと比較しても、75×101mmではるかに小さい。各モデルには、ツイストDタップ出力と5V USB出力が用意されている。
私にとってこれはかなり使いやすい製品だ。私は標準のVマウントバッテリーの方が柔軟性が高いため、普段は好んで使っている。最新のVマウントバッテリーは、Dタップソケットや5V USBソケットなどさまざまな便利な機能が付いている。 キヤノンC200やソニーFS7などの小型カメラには電源コンセントが用意されていない。(12V Hirose電源コンセントを備えたソニーのXDCA-FS7拡張ユニットを使用していない場合)。小型のカメラは、しばしば外部モニターやシネズームレンズ用に外部電源を必要とする。しかし、コンパクトカメラに大きなバッテリーを付けたいとは思わない。
1つの欠点は、フルサイズのプレートと同じ機能を持つ同じサイズのVマウントバッテリプレートを見つけることができないことだ。私が探しているのは、15mm軽量ロッド、1/4 “20”チーズプレート、ニーズに合わせたプレートなど、柔軟な取り付けオプションを備えた適切なバッテリープレートだ。また、少なくとも2つのD-Tapソケットが必要だ。 Bebob Vmicroバッテリーに付いているものを含めて合計3つとなる。これにより、私はC300MarkII、Zacuto Gratical Eye VF、およびキヤノンCine Servo 17-120mmレンズを操作することができる。そうすれば、各デバイスにそれぞれのバッテリー(と充電器)を用意する必要はない。
すべてのBebob Vmicroバッテリーには、LEDトーチが内蔵されている。懐中電灯が不要になるほどのものではないが、夜間にバッグの中を探す場合などに便利だ。
Hawk-Woods Mini V-Lokバッテリー
英国のメーカー、Hawk-Woodsも小型のVマウントバッテリーを作っている。これらは70 x 100mm で、Bebob mico Vマウントよりもさらに小さい。厚さは容量によるが、これは14.4V 50Wh、100Wh 、150Whから選択できる。なお150WhモデルのみがD-Tapコンセントを持つ。
Hawk-Woodsはアダプタプレートも提供しており、2つのMini-Vを保持し、ホットスワップアダプターとして機能する。しかし、これらの小型バッテリーのサイズに対応するバッテリープレートは用意していない。
価格と発売時期
Bebob microVマウントとHawk-Wood Minisどちらも現在発売済みで、価格は以下の通り。
Bebob V45micro: €199 ($244)
Bebob V98micro: €255 ($313)
Bebob V150micro: €445 ($547)
Hawk-Woods VL-M50: €199 ($244)
Hawk-Woods VL-M100: €275 ($339.00)
Hawk-Woods VL-M150: €417 ($499.00)
Links: Bebob | Hawk-Woods