Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K(以下BMPCC6K)は、ご存知の通りキヤノンEFレンズマウントが搭載されている。 Bezamod P6KはBMPCC 6KにPLレンズをマウントするためのモディフィケーションキットで、Kickstarterに登録された。この製品は、単純な「スナップイン」PL-EFアダプターではなく、ネイティブのキヤノンEFマウントのフランジの深さの制限を排除するキットだ。
EFマウントカメラにPLレンズをマウントする
PLレンズをキヤノンEFマウントのカメラで使うことは、新しいことではない。 PLレンズのフランジ焦点距離は52mm、キヤノンEFレンズのフランジ焦点距離は44mmだ。
PLレンズをキヤノンEFカメラにマウントする場合は、この8mmの差を補正する簡単なレンズアダプターが必要となる。実際、このタイプの「スナップイン」アダプターを使用すると、無限遠に焦点を合わせることができる。
一部のメーカーは、Fotodiox、MTFなどのようなアダプターをすでに製造している。これら標準のスナップインアダプターとBezamod P6Kの違いについて見てみよう。
Bezamod P6K
Bezamod P6Kは、シネマトグラファーでカラリストのClifton Stommel氏によるモディフィケーションキットだ。数年前Clifton氏は、以前cinema5Dで紹介したBlackmagic URSA MiniのSSD記録オプションの Atoch C2Sを発売した。アダプターに関しては、Clifton氏はURSA Miniの時代にこのアイデアを思いつき、彼のプロダクションでそれを使用した。
Bezamod P6Kは、スナップインアダプターとは異なる。以下はClifton氏の弁。
スナップインタイプのアダプターは、フランジの深さが非常に限られています。これが意味することは、通常のPLマウントをのレンズはマウントできないということです!個人的には、スナップインのアダプターと互換性のあるレンズをまだ使用していません。
プレゼンテーションビデオには示されていないが、Bezamod P6Kはモディフィケーションキットだ。つまり、Bezamodをマウントするには、キヤノンEFのネイティブマウントを取り外す必要がある。なお、完全にリバーシブルなので、必要に応じて(または保証目的で)Pocket 6KをEFマウントに戻すことができる。
Clifton氏はかなりの数のレンズでBezamod P6Kをテストしており、そのリストはKickstarterのページにある。
価格と発売時期
Bezamod P6Kには、1年間のメーカー保証とサポートが付属する。アーリーバード価格では225ドル。出荷予定日は2020年2月に設定され、キャンペーンは9月20日まで継続される。詳細については、Bezamod P6K Kickstarterページをご覧いただきたい。
なお、これはクラウドファンディングプロジェクトであり、購入行為ではないことに注意いただきたい。 cinema5Dは、正当と思われるプロジェクトのみを掲載するよう最善を尽くしている、クラウドファンディングには一定のリスクが常にある。
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