Blackmagic Cloudストレージサービスが50%値下げされた。従来の月額料金1TBあたり30ドルから、1TBあたり15ドルに値下げされた。ブラックマジックデザインによると、これは恒久的な値下げであり、データセンターのバックエンドの改善によって可能になったとしている。
オーストラリアのブラックマジックデザインは、Blackmagic Cloudの月額ストレージ料金を値下げする。これは何を意味するのだろうか?
ブラックマジックデザインの値下げ
Blackmagic Designの製品やサービスの値下げは定期的に行われている。時には、2024年5月にBlackmagic Cinema Camera 6Kが1,000ドル割引になったり、2024年6月にBlackmagic Design URSA Mini Pro 4.6K G2が3,000ドルの大幅割引になったように、期間限定の値下げもある。また URSA Mini Pro 12Kでは過去に恒久的に値下げされている。このような値下げは潜在的な購入者にとっては良いニュースだが、中古機材のリセールバリューを下げることになるので、その点は留意してほしい。
今回のBlackmagic Designの値下げは恒久的なもののようだが、サブスクリプションサービスであるBlackmagic Cloudストレージに適用されるという点で少し異なっている。
Blackmagic Cloudストレージ値下げ
Blackmagic Cloudストレージの値下げにより、ストレージの月額料金が50%割引となる。従来の1TBあたり30ドルから、1TBあたり月額15ドルになる。Blackmagic Designが述べているように、同社はこれにより多くの人がクラウドワークフローを利用できるようになることを期待している。
同社によると、この値下げはデータセンターのバックエンドと同社のエンジニアの努力によって実現したとしている。
2022年に初めて導入されたBlackmagic Cloudは、DaVinci Resolveを使ったチームコラボレーションとカメラ・ツー・クラウドワークフローのために設計されたサービスだ。他のチームメンバーとプロジェクトを共有し、リアルタイムでのコラボレーションが可能だ。カメラは録画しながらファイルをクラウドに同期することもできるので、撮影中にポストプロダクションを開始することもできる。
同社のハードウェアを所有している場合、ファイルはローカルに保存することもできるし、同社のサーバーに有償で保存することもできる。
ただし、Blackmagic Cloudはまだすべての国で利用できるわけではない。より多くの地域で利用できるようになることを期待したい。
詳細については、ブラックマジックデザインのウェブサイトをご覧ください。