Blackmagic Designは、Blackmagic Cloud Storeネットワークストレージ・システムのアップデート(バージョン1.0.3)をリリースした。このアップデートでは、バグフィックスと安定性の向上、およびファイルの同期にGoogle Driveを使用できるようになった。このアップデートは現在、無償でダウンロード可能。
NAB 2022でBlackmagic Designは、DaVinci Resolve 18のクラウドコラボレーション機能とともに、3つのネットワークストレージを発表した。Blackmagic Cloud Store(20、80、および320TBの巨大サイズオプション)、Cloud Store Mini(8TB)、およびCloud Podだ。
これらのストレージ・ソリューションは、特にテレビや映画業界向けに設計されており、大容量のメディア資産を整理して世界中で共有し、リモート・コラボレーションを行うことが可能。各モデルの具体的な機能については、こちらの記事をご覧いただきたい。現在、同社はBlackmagic Cloud Store 1.0.3をリリースしている。
Blackmagic Cloud Store 1.0.3:新しい機能
Dropboxは前バージョンですでにサポートされていたが、Blackmagic Cloud Store 1.0.3の大きな追加機能は、ファイル同期にGoogle Driveを使用できるようになったことだ。ユーザーは、Cloud StoreからGoogle Driveへ、Google Driveからストレージデバイスへ、またはその両方向にファイルを同期することができる。
また、Finder WindowsとWindows Explorerは、ユーティリティソフトウェアから直接アクセスできるようになり、このプロセスをより簡単かつ迅速に行うことができるようになった。Blackmagic Cloud Store 1.0.3アップデートでは、すべてのデバイスでパフォーマンスと安定性が向上し、いくつかのバグが修正された。
修正:
- 非常に長い名前のファイルを移動できない問題を修正
- 長いファイル名を持つ大きなディレクトリを同期する際に、まれにクラッシュする問題を修正
- Google Chrome で ExFat ディスクにファイルをダウンロードできない問題を修正
改善:
- 自動生成されたネットワークホスト名の有効性を改善
価格と発売時期
最新のBlackmagic Cloud Store 1.0.3 ソフトウェア・アップデートは、同社ウェブサイトのサポートセンターからダウンロード可能。このアップデートは無償で、Mac OSとWindowsの両マシンに対応している。
最後に、Blackmagic Design Cloud Store、Cloud Store Mini、Cloud Podは、以下の価格で購入できる。
- Blackmagic Design Cloud Store (20TB) – 1,468,000 円
- Blackmagic Design Cloud Store (80TB) – 4,588,000 円
- Blackmagic Design Cloud Store Mini (8TB) – 457,800円
- Blackmagic Design Cloud Pod – 59,980円
フジヤカメラのブラックマジッククラウドの一覧はこちら。