DaVinci Resolve 14の発表に続き、ブラックマジックデザインはURSA Mini ProとVideo Assistのソフトウェアアップデートを発表した。Bluetooth経由のカメラコントロールなど多くの機能がサポートされている。
URSA Mini Proのアップデート
あまり知られていないようだが、ブラックマジックデザインのURSA Mini Proには、Bluetoothが内蔵されている。 同社は、6月にソフトウェアアップデートをリリースし、Bluetoothを介してカメラにアプリケーションを使用することができるようになった。
まず、カメラに触れることなくメタデータを編集できるようになった。また、複数のURSA Mini Proをコントロールすることができ、限られた人数のクルーでも複数のカメラを使った収録が可能となった。
同社は付属のAPIもリリースし、コーディングスキルがあればユーザーがプログラミングできる。アプリケーションのソースコードにアクセスできるようになったため、Bluetooth制御プロトコルの知識があれば、自分のニーズに合わせてカスタマイズできる。
Video Assistのアップデート
今年のNABではVideo Assist モニターレコーダーで、2つのソフトウェアアップデートが発表された。Ver.2.4は現在リリースされており、多言語がサポートされている。USBでコンピュータに接続することにより、言語を選択することができる。
次のVer.2.5のアップデートは、波形、RGB、ヒストグラム、ベクトルスコープなどがサポートされている。小さな映像を画面に表示することも可能。ライブ画像上で操作部の不透明度を調整することもできる。
残念ながら、Version 2.5はVideo Assist 4Kモデルのみが対象で、6月にリリースの予定。 これは7インチのモニターレコーダーのアップデートで、5インチモデルは対象になっていない。5インチモデルはVer.2.4が最後のアップデートのようだ。
詳細はこちらを参照願いたい(日本語サイト): URSA mini pro | Video Assist
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