Blackmagic Designは、DaVinci Resolveバージョン16.2.2アップデートをリリースした。.srtファイルのエクスポート、RED 7.3.1 SDKのサポート、YouTubeでのフレームレート割り当て機能、VimeoおよびFrame.ioレンダリングなど、さまざまな改善が行われている。
ブラックマジックデザインは、昨年のNABでDaVinci Resolve 16を発表した。(記事はこちら)。それ以降、Resolve 16はいくつかのアップデートを重ねている。今回、同社はバージョン16.2.2を発表した。
DaVinci Resolve 16.2.2
DaVinci Resolve 16.2.2 Studioはパフォーマンスを改善し、フィードバックに基づいていくつかの問題点を修正している。
下は、DaVinci Resolve 16.2.2アップデートのすべての改善と修正。
- MacでハードウェアアクセラレーションH.265 Main10レンダリングをサポート
- Blackmagic RAWクリップのLUT名をクリップメタデータで表示
- YouTube、Vimeo、Frame.ioレンダリングでフレームレートの割り当て
- マーカー内のFrame.ioコメントを完了としてマーク
- ナッジキーボードアクションを同期クリップダイアログで使用
- フォーマットせずに.srtファイルをエクスポート
- RED 7.3.1 SDKのサポート
- QuickTimeプレーヤーとの互換性のためRec.709-Aガンマオプションをサポート
- Rec.709クリップを自動的にRec.709-Aとしてタグ付け
- Macで短いH.264クリップを再生する際のレベルシフトに対応
- タイムラインでクリップをトリミングするときのオーディオ遷移の損失を改善
- インスペクターで安定化が利用できない問題に対処
- オーディオ波形表示のチャネル順序が正しくない問題に対処
- プロキシモードでFusionでのプレビューに関する問題に対処
- タイムラインワイプでの参照サイズ設定の使用に関する問題に対処
- 一部のMXFレンダリングのアスペクト比メタデータの問題に対処
- パフォーマンスと安定性の改善
価格と発売時期
このアップデートは、無料のResolveと有料のResolve Studioどちらにも無料で利用できる。 macOS XとWindowsの両方のバージョンが用意されており、同社のサポートページからダウンロードできる。
なお、アップグレードする前に、すべてのデータベースと現在のプロジェクトをバックアップすることが推奨されている。また同社はすべてのユーザーがResolve 16システムをバージョン16.2.2にアップデートすることを勧めている。
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