ブラックマジックデザイン(Blackmagic Design)の新しいカメラ「URSA Broadcast」は、URSA Mini Proの系統を基に、ENGの作業に適したフォームファクタで構築され、4K対応ライブイベントやスタジオユースを目的にしている。 3,500ドルという価格は、現在発売されている他の多くの放送カメラよりも安価な価格帯だ。(プレスリリースはこちら)
URSA BroadcastはB4マウントを採用しており、放送用カメラで現在使用されているレンズをそのまま使うことができる。また、その他の機能では、内部ND(1/4、1/16/1/64)、4Kセンサー、デュアルC-fast/SDカードスロットなどを搭載している。記録は1080iまたは2160pの映像を.movファイルで記録するため、主なNLEで直接編集できる。なお、将来、.mxfのサポートがアップデートで予定されている。
B4レンズマウントはアイリス、フォーカス、ズームの電子制御が可能で、またB4マウントをEF、PL、あるいはFマウントに交換することができる。更にゴールドマウントとVマウントのバッテリープレートとファイバーコンバーターなどの同社のアクセサリーが利用できる。
URSA broadcastは、豊富な機能を持ち、ショルダーマウントとしても使いやすく、かつ安価なカメラのようだ。カメラは現在出荷済みで、cinema5Dでも今後記事やビデオを予定している。
主な仕様
- 4Kセンサー
- デュアルCFastおよびデュアルSDカードスロット
- 2/3 “B4マウント
- DNxHD 220X、DNxHD 145、Apple ProRes 4444 XQ QuickTime、ProRes 4444 QuickTime、ProRes 422 HQ QuickTime、ProRes 422 QuickTime、ProRes 422 LT QuickTime、ProRes 422プロキシQuickTime、CinemaDNG RAW、CinemaDNG RAW 3:1、CinemaDNG RAW
- 内部NDフィルタ(1/4、1/16および1/64)
- オプションでPL、EF、Fマウントが使用可能
- サポートされるポート:ファンタム電源付きのデュアルXLRマイク/ラインオーディオ入力、ビューファインダー電源用の12G-SDI出力XLR 4ピン電源出力、ヘッドホンジャック、LANCリモートコントロール、標準4ピン12V DC電源
- 4インチタッチスクリーンディスプレイ
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