ブラックマジックデザインURSA Mini Pro 12Kインタビュー
ブラックマジックデザインの URSA Mini Pro 12Kは数ヶ月前に発表され、現在出荷を開始している。今回、同社のCraig Heffernan氏に、このカメラの機能やターゲットユーザーについてお話を伺った。
主な特徴
URSA MiniPro12K は2020年7月のライブストリームで発表されたカメラで、驚くほどの高解像度を持つ。
このカメラは、DCI 17:9のアスペクト比で12,288 x6,480という驚くべき解像度で撮影することができる。 2020年9月にBlackmagic Camera Setup 7.0がリリースされ、最大75fpsで12Kで撮影できるようになった。
以下は主な特徴。
- BMD URSA Mini Pro12KはSuper35センサーを搭載している。
- さまざまな解像度とフレームレートで、BRAW形式で撮影できる。
- 12K/2.4:1で最大75fps
- 8K DCI、16:9および6:5アナモフィックで120 fps
- 8K/2.4:1、および4K/ 2.4:1で160fps
- 4K DCI、16:9、および6:5アナモフィックで120 fps
- 4Kスーパー16で最大240fps
- 外観はURSA Mini Proと同じで、すべてのアクセサリーが使用できる。
- カメラの背面にUSB Type-Cポートが搭載されており、外部SSD /フラッシュドライブに直接記録できる。また内部でデュアルCFastおよびSD UHS-IIカードに記録する。
- このカメラは、12ビットのBlackmagic RAWファイルを2.5インチSSDに記録できるURSAミニレコーダーと互換性がある。
- カメラにはPLマウントが搭載されているが、キヤノンEFマウントまたはニコンFマウントに交換可能。
ターゲットユーザー
ターゲットユーザーについても話を聞いた。VFXでの撮影や映像を拡大する必要がある場合、高い解像度で撮影するのは有用だ。
DaVinci Resolveで12K BRAWファイルはかなり扱いやすく、驚いたことにラップトップで編集できる。
価格と発売時期
URSA Mini Pro 12Kはすでに入手可能で、フジヤカメラで1,214,246円(税込)で販売されている。
CineDでは今後URSA Mini Pro12Kのラボテストも計画している。