ブラックマジックデザインは、BMPCC4KおよびBMPCC6Kの新しいファームウェアV6.8をリリースした。起動時間とUSB PTP制御パフォーマンスを改善し、クリップが多く記録されたメディアのマウントが遅い問題を改善している。さらに、BMPCC6KのEFレンズの手振れ補正に関する問題を修正した。
BMPCC4Kおよび6Kは、どちらも非常に優れた画質で人気のカメラだが、いくつかの短所もあり、電源、メディアなどサードパーティのソリューションで対処する必要があった。詳しい内容は、以下の記事を参照いただきたい。
- ブラックマジックPocket Cinema Camera 4Kレビュー
- BMPCC 6Kレビュー - 実際にドキュメンタリーを作ってみて
- BMPCC6Kラボテスト - ダイナミックレンジ、ラティチュード、ローリングシャッターなどを測定
- BMPCC 6K vs. BMPCC 4K - どちらを選ぶべきか?
2019年10月にV6.6ファームウェアがリリースされている。これにより、いくつかの記録モード、オートフォーカスの改善、およびその他の修正が行われた。今回はそれに続くアップデーとしてV6.8がリリースされた。
V6.8ファームウェアアップデートの概要
V6.8アップデートは同社サポートセンターのウェブサイトで公開されている。
BMPCC4Kの新機能
- カメラの起動時間の改善
- USB PTP制御パフォーマンスの改善
- 4K 2.40:1の記録の高さを1712から1720に変更
- 多数のクリップを含むメディアのマウントが遅い問題を修正
BMPCC6Kの新機能
- カメラの起動時間の改善
- USB PTP制御パフォーマンスの改善
- 多数のクリップを含むメディアのマウントが遅い問題を修正
- レンズの手振れ補正機能をオフにしてカメラを起動すると、EFレンズの手振れ補正機能をオンにできない問題を修正
新しいカメラV6.8ファームウェアアップデートは、ブラックマジックデザインのサポートセンターウェブサイトから無料でダウンロードできる。
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