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ブラックマジックデザインがBlackmagic Studio Camera 4K Pro、4K Plus、Studio Converterを発表

ブラックマジックデザインがBlackmagic Studio Camera 4K Pro、4K Plus、Studio Converterを発表

ブラックマジックデザインは、新しいHyperDeckのラインナップ、2つの新しいBlackmagic StudioカメラとPoE Studio Converterを発表した。

ブラックマジックデザインは同社のイベントで2つの新しいカメラ、PoE Studioコンバーターなどを発表した。Blackmagic Design HyperDeckの新ラインナップに関する記事はこちら。

The newly announced Blackmagic Studio Camera 4K Pro. Credit: Blackmagic Design

Blackmagic Studio Camera 4K Pro

Blackmagic Studio Camera 4K Proは、Studio Camera 4KとHDを大きくアップグレードした製品。マイクロフォーサーズマウントのままだが、ISO 25600までのはるかに優れたISO性能と、13ストップのダイナミックレンジを備えている。内蔵のカラーコレクター、より優れたマイク、より大きな優れたタリーライトなどが搭載されている。またHDMI出力と12G SDI出力(および入力)の両方を備えている。反対側には、デュアルUSB Cポート、デュアルXLRポート、4ピンXLR放送用ヘッドフォンジャックを搭載している。10G-Ethernetポートは、PoEでカメラに電源を供給し、1本のケーブルでカメラ全体の操作を行うことができる。

The back of the Studio Camera 4K Pro. Credit: Blackmagic Design

カーボンファイバー製のパーツを採用しており、ARRIのダブテイルに見える三脚マウントが付属しているが、公式には確認されていない。サンシェードはコンパクトに折りたため、すぐに取り外すことができる。新しいスクリーンは7″ながらタッチ対応。新しいタッチスクリーンの操作は、PocketやUrsaカメラシリーズに搭載されているものと非常によく似ており、非常に直感的に操作できる。LUTをBRAWビデオファイルにすることなく、カメラ内部で使用することができる。Pocketカメラ用のBlackmagic Camera Updateに付属していたものと同じRGB Waveformを採用している。

価格は203,800円 (税別)で発売される。

For Focus control: Blackmagic Focus Demand. Credit: Blackmagic Design

Blackmagic Focus DemandとZoom Demand

同社のグラント・ペティ氏は一部の顧客から要望のあったB4マウントへの変更ではなく、B4レンズはこのカメラボディタイプには合わないと話した。また、MFTレンズは、アイリス、フォーカス、パワーズームなどの内部電子制御を備えた、よりコンパクトで現代的な選択と述べている。これらのパラメーターをコントロールするために、ブラックマジックは2つの新しいカメラコントローラーを発表した。

Blackmagic Focus Demandは大きな回転ノブで、ビデオヘッドのハンドルやARRIのロゼットに取り付けることができる。またカメラに取り付けたUSB-Cケーブルを介して、MFTレンズのフォーカスをコントロールすることができる。

A zoom rocker from Blackmagic, the Focus Demand. Credit: Blackmagic Design

パワーズームには、Blackmagic Zoom Demandが役立つ。複数のアサイン可能なボタンと、ズームレバーを備えている。両ユニットには、デイジーチェーン接続で、1本のケーブルだけでカメラに取り付けられるように、2つのLoop through USB-Cポートが用意されている。

両ユニットとも数カ月後に発売予定で、価格はそれぞれ27,980円 (税別)。

The Blackmagic Studio Converter for PoE camera operation. Credit: Blackmagic Design

Blackmagic Studio Converter

スタジオでの使用では、ケーブルマネジメントが重要なテーマとなる。新しいBlackmagic Studio Converterを使えば、3本のケーブル(電源、SDI In、Out)を使う代わりに、1本の10G-Ethernetで済む。

Blackmagic Studio Fiber Converterとほぼ同様に動作するが、ファイバーケーブルの代わりにPoEとRJ-45ケーブルを使用する。ファイバー技術はまだ非常に高価なので、これにより、より手頃な価格で運用することができる。Blackmagic Studio Converterでは、12G-SDIの入出力とカメラの電源供給が可能。タリーデータやヘッドセットデータもイーサネットケーブルで伝送される。このデバイスはラックマウント可能で、新しく発表されたHyperDeckユニットと同様にスピーカーとヘッドフォンソケットを内蔵している。また、カメラをHDで使用する場合は、1Gイーサネットケーブルを使用することができる。

価格は106,800円 (税別)。

The more affordable Studio Camera option, the Studio Camera 4K Plus. Credit: Blackmagic Design

Blackmagic Studio Camera 4K Plus

4K Proとほとんど同じ機能を備えているが、SDIとXLR、PoEポートが省かれている。HDMI出力は1つで、ATEM Miniビデオスイッチャーでの運用に適している。タリーデータやカメラコントロールはHDMIで送り返される。また、カラーコレクターやレンズの制御も、ATEM MiniのスイッチャーからHDMIで行うことができる。

価格は147,800円 (税別)。

新しく発売されたすべての製品の詳細は、ブラックマジックデザインのサイトでご確認いただきたい。

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