オーディオメーカーのBOYAは、オンボード・レコーディング機能を搭載したワイヤレス・マイクBOYAMICを発表した。この3-in-1ソリューションにより、同社は高い互換性、オンボード録音、スタジオ品質のサウンドを提供する。BOYAMICは、パフォーマンスと汎用性のバランスを考慮し、コンテンツ・クリエイター向けに開発された。
BOYAは2012年にスタートしたオーディオ・テクノロジー・ブランドで、「革新的-信頼性-多用途性」をモットーとしている。この理念のもと、同社は新しいBOYAMIC 3-in-1ワイヤレス・マイクを発表した。このマイクは、DJIやRØDEが既に市場に投入しているような、小さなパッケージで多用途なソリューションを求めるコンテンツクリエイター向けのソリューションとして発表された。
BOYAMICの概要
BOYAMICは8GBメモリを搭載し、15時間のオンボード録画を保証する。TX内部録画機能は、さらなる保護レイヤーを提供する。
本機は、16段階のゲイン調整(-6dBから+9dBまで)で正確なコントロールを提供する。サンプリングレートは48kHz、ビット深度は24ビット、S/N比は90dB、最大音圧レベル(SPL)は120dBで、同社はBOYAMICをプロ仕様のカテゴリーに位置づけることを目指している。3つの録音モード(モノラル、ステレオ、セーフティトラック)を備え、放送、ビデオ、ポッドキャスト、音楽、コンテンツ制作など、さまざまな場面で活躍するよう設計されている。
BOYAMICは、Lightning Type-Cコネクターと3.5mm TRS – 3.5mm TRSアダプターケーブルのおかげで簡単なセットアップを提供し、使い勝手をシンプルにしている。また、HD OLEDディスプレイとリアルタイムの再生モニタリング機能を備えている。BOYAアプリでパラメーターを調整することもできる。バッククリップクランプ、マグネットアタッチメント、マグネットバッククリップなど、さまざまな方法で装着できる。
使用中に充電可能なバッテリーは、RXで11時間、TXで10時間、最大50時間の動作時間を持ち、約90分でフル充電される。最後に、BOYAMICワイヤレス通信の動作範囲は、障害物なしで最大300メートルで、ほぼすべての場面で十分だろう。
価格と発売時期
BOYAMICの小売価格は159ドルで、BOYAのウェブサイトで購入できる。