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AutokromaがAdobe CC 用BRAW Studio V2をリリース - Blackmagic RAW用プラグイン

AutokromaがAdobe CC 用BRAW Studio V2をリリース - Blackmagic RAW用プラグイン

AutokromaBRAW Studio V2 for Adob​​e CCを発表した。これは、Adobe Premiere ProAfter Effects、およびMedia EncoderBRAWをネイティブに操作できる3つのプラグインだ。 Autokromaによると、BRAW Studio V2は、Blackmagicの無料のBRAWプラグインよりも優れた機能(ソース設定パネルなど)と優れたパフォーマンスを提供するとしている。

BRAW Studio V2 – Premiere Pro Source Settings Panel. Source: Autokroma

Blackmagic RAW(BRAW)は、ブラックマジックデザインが開発した比較的新しいビデオコーデック。完全にクリーンな圧縮RAWではないが、ポストプロダクションで使用できるRAW設定(ホワイトバランス、露出、ISOなど)と比較的コンパクトなサイズのバランスのおかげで、かなり使用されている。現在、BRAWは、Blackmagic Designカメラとそのビデオアシストモニター/レコーダーで利用できる。

BRAWのポストプロダクションに関しては、DaVinci Resolveで対応されている。ただし、他のNLEもBRAWを使用できる。昨年9月、Blackmagic DesignはAdobe Premiere Proを含む他のNLE用の無料BRAWプラグインをリリースした。

BMDの無料のBRAWプラグインに加えて、現在利用可能なサードパーティソリューションもある。AutokromaのBRAW Studio V2だ。同社は、ブラックマジックデザインのBRAWプラグインよりも優れているとしている。

Adobe CCBRAWプラグイン

AutokromaのBRAW Studio V2は、以下のAdobe CCアプリに対応する3つのプラグインで構成されている。

  • Adobe Premiere Pro – BRAWファイルのインポートと編集を可能にする。BRAWStudio Panelには、ソース設定パネル、シーケンスXMLエクスポート、タイムコード修正などの機能が含まれている。
  • Adobe Media Encoder – BRAWファイルの再エンコードとプロキシの作成を可能にする。
  • Adobe After Effects – BRAWのインポートを可能にし、AEfxインターフェイス内で直接、BRAW Studioレイヤー設定フィルターを使用してリアルタイムでカラーグレーディングができる。

BRAW Studio in After Effects. Source: Autokroma

新しいソース設定パネルを使用すると、ドッキングしたパネルのRAWパラメーターを変更でき、選択したBRAWクリップのバッチ操作が可能。このパネルは、NTSCタイムコードの修正やフッテージメタデータのインポートなど、便利なユーティリティとワークフロー機能も提供する(パネルUIは、ウィンドウのトップメニュー->拡張機能で利用できる)ソース設定パネルの機能のリストはこちら

さらに、BRAW Studio V2には、さまざまなRAWパラメーターセットをすばやく比較するためのカスタムA / B関数がある。 RAWパラメーターは最大20個のグローバルプリセットに保存でき、Premiere Pro / After Effectsのプロジェクト間で共有できる。DaVinci Resolveから同じRAWカラーパラメーターにアクセスし、.sidecarファイルでそれらをロード/保存することもできる。

Autokromaは、Blackmagicの最新機能、サポートされる新しいカメラ( Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kおよび6K、URSA Mini Pro G2)、追加された新しいRAWパラメーター(カラースペース、ガンマ、ハイライトリカバリ、埋め込みLUT)、バグ修正などを常に更新している。

BRAW Studio in Premiere Pro. Source: Autokroma

BRAW Studioの1つのライセンスは、同時に使用されていない最大2台のコンピューター上で同じユーザーに対して使用できる。 macOS 10.12(Sierra)以降、またはWindows 7以降が必要。 Adobe CC 2017から2020が対象。

無料のBlackmagic RAWプラグインとBRAW Studio V2の違い

BRAW Studio V2には、ブラックマジックデザインの無料のBRAWプラグインに比べて次の利点がある。

  • BRAW Studioのソース設定パネル:Lumetriのようなドッキング可能なパネルで直接アクセスできるRAW設定。Presets やSidecarsを使用した一連のBRAWに対するバッチ変更と互換性がある。
  • NTSCフレームレートに適したタイムコード:タイムラインをDaVinci Resolveにエクスポートする機能
  • 新しいBRAW Studioプリセット機能
  • 2つの異なるRAWパラメーターセットをすばやく比較できる新しいカスタムA / B機能
  • クリップの置換のバグ、Ctrl-Zのバグ、ソース設定のコピー/貼り付けは正常に機能している
  • Premiere Pro内のメタデータ(プロパティとプロジェクトパネル列の両方)
  • 互換性の向上(CC 2017およびCC 2018)
  • BRAW Studioでプロキシの「フル解像度に再接続」ボタンが機能
  • プロジェクトマネージャの「ファイルを収集して新しい場所にコピーする」が機能
  • 一般サポート:各種問題を修正し、メールで質問に回答

無料のBlackmagic RAWプラグインとBRAW Studio V2の比較の詳細については、こちらを参照いただきたい。

BRAW Studio in After Effects. Source: Autokroma

価格と発売時期

BRAW Studio V2は、WindowsとmacOSのどちらもダウンロードできる。ソフトウェアの定価は€65.90。ただし、Autokromaは最大500フレームまで無料で試用できる。インストール手順を含むダウンロード用のリンクはこちら

 

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