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Bright TangerineがMisfit Kick 360を発売 – プレミアムローテータブル360度ステージ用マットボックス

Bright TangerineがMisfit Kick 360を発売 - プレミアムローテータブル360度ステージ用マットボックス

Bright Tangerineは、回転可能な2つのスロットを持つ、最大3つのフィルターを使うことができるハイエンドマットボックス「Misfit Kick 360」を発表した。このマットボックスは、5.65 x 5.65″までのフィルターに対応しており、レンズの前面にクランプで固定するか、スイングアウェイアダプターを使って15mmロッドに取り付けて使用することができる。

妥協のないハイエンドのカメラアクセサリーというと、すぐに頭に浮かぶのはイギリスのメーカー「Bright Tangerine」をはじめとする数社だけだ。Bright Tangerineについては、 AXL EVFマウントや、最近のRED Komodo用LeftField Systemについての記事を参照いただきたい。

昨年、同社は2段および3段のカーボンファイバー製マットボックス「Misfit Kick」を発表したが、このマットボックスはクリップオン、ロッドマウント、スイングアウェイのいずれにも設定できる。オリジナルのMisfit Kickには、マットボックスを安全ワイヤーでリグに固定することができるフレームセーフクランプアダプターなどのユニークな機能があった。

このたび、スタジオやフィールドで使用する究極のマットボックスとして、「Bright Tangerine Misfit Kick 360」が発表された。

Misfit Kickとの類似点

Bright Tangerine Misfit Kick 360は、従来のMisfit Kickと多くの共通点がある。

  • システムのベースとなる2ステージのコア。アルミニウムと軽量なカーボンファイバー製。
  • 2枚のフィルターが使える「ベースキット」に、ステージを追加して3枚のフィルターを使えるようにすることも可能。
Image credit: Bright Tangerine
  • クランプオンで使用するには、マットボックスの背面にフレームセーフのクランプを取り付ける必要がある。このクランプアダプターには、業界標準のものを含め、様々なサイズがある。80mm/85mm/95mm/114mmなど、さまざまなサイズが用意されている。
  • また、フレームセーフクランプは、さらに安全ワイヤーを介してマットボックスをリグに固定することができる。
  • Misfit KickとMisfit Kick 360は、クランプ式のマットボックスで、オプションのアダプターを使ってスタジオ撮影用のスイングアウェイに変更することができる。
  • ARRIのフィルタートレイに対応している。

では、前作とは何が違うのだろうか?

Image credit: Bright Tangerine

新機能

Bright Tangerine Misfit Kick 360は、その名の通り、回転式フィルタートレイを2基搭載している。さらに、回転式フィルタートレイは両方とも独立して回転することができるので、偏光フィルターやグラデーションフィルターを使用する場合に便利だ。

また、Misfit Kick 360は初代モデルよりも若干大きくなったため、4×4″、4×5.65″、5.65×5.65″のフィルターを装着できるようになった。

その他の機能のほとんどは、オリジナルのMisfit Kickと同様。フィルター回転機能を必要としない場合は、Misfit Kickを使い続けると良いだろう。

Image credit: Bright Tangerine

価格と発売時期

Misfit Kick 360は現在発売中で、価格は「ベース」の2ステージキットが1868ドルから。フル機能を備えた3段階のSwing Awayキットは2967ドル。なお、Misfit Kickの2段キットの価格は1328ドルとなっている。

詳細については、Bright Tangerineのウェブサイトをご覧いただきたい。

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