ソニーがRX0の後継モデル、RX0 IIを発表した。Cinema5Dでは約1年半前にRX0のレビューを行っている。防水/防塵、耐衝撃特性を持ち、コンパクトに設計されている。
従来のモデルと比較して最も重要な変更点は、4K / 30pをカメラ内部で記録できる点だ。しかもフルピクセル読み出しで、ピクセルビニングを行っていない。更にボディ内手振れ補正も搭載。そして水中でも使用可能な180度/90度傾斜可能な液晶画面も新たに搭載した。
また「Movie Edit add-on」アプリケーションで映像をスマートフォンやタブレットにエクスポートでき、撮影した映像を処理してジンバルのような滑らかなビデオを作製できる。「Movie Edit add-on」で可能なもう1つの新機能は「Intelligent Framing」だ。この機能は、選択した被写体をフレームの中央に来るように補正し、編集で画像のゆがみを補正することができる。またビデオを共有する場所に応じて、必要な縦横比を選択できる。
その他の機能として、最大1000 fpsのスーパースローモーション録画、非圧縮4K HDMI出力、および同時プロキシムービー記録などがある。
RX0 IIの主な仕様:
- 1.0型積層15.3メガピクセルイメージセンサ
- ZEISS®Tessar T * 24mm F4固定広角レンズ
- 内蔵4Kビデオ録画(最大100Mbps)
- 新しいボディ内電子式手ブレ補正
- フリップスクリーン(最大180度から90度まで傾斜可能)
- S-Log2ピクチャープロフィール
- ISO範囲:80-12800
- 防水(最大10メートル)
- 最大1000 fpsのスーパースローモーション録画
- マイク入力
- クリア画像ズーム
- 2メートルまでの耐衝撃性と200kgまでの耐荷重性能
- マイク入力端子とオプションのシューティンググリップ(VCT-SGR1)
- マルチカメラソリューションオプション
- 最大1/32000秒の静止画撮影機能。アンチディストーションシャッターと最大16fpsの連続撮影
RX0 IIは2019年4月12日発売予定。価格はオープンだが北米では698ドルで予約販売されている。国内では2019年3月29日(金)10時より予約販売開始予定。