Hive Lightingは、Bumble Bee 25-Cを発表した。これはポケットサイズのLED照明器具だ。 スマートフォンのアプリやDMXを介してコントロールできる。このライトは、非常にコンパクトかつ軽量ながら、強力で高品質の光を出力する。またこのライトは、多くのアクセサリと互換性がある。
照明は、実はカメラよりも映像のルックを左右する。従って照明器具への投資は慎重に検討するべきことだ。 近年LED照明技術は大幅に進歩し、カラーライトはより小さくより強力になり、そして演色性も向上している。
これを証明する新製品の1つが、今回紹介するHive LightingのBumble Bee 25-Cだ。Hive Lightingは、米国を拠点とする革新的な企業で、より強力なWasp 100-Cライトや、Bee 50-C、あるいはHornet 200-C LEDライトをご存知かもしれない。日本にはケンコープロフェショナルイメージングが輸入販売している。しかし今回紹介するのはコンパクトな全方向性LEDライトだ。
Hive Lighting Bumble Bee 25-Cの概要
Bumble Bee 25-Cは、Hive Lightingの最もポータブルな照明器具だ。重量は500グラム、直径は100 mm、長さは63 mm。 25ワットの消費電力で150ワットの白熱電球に匹敵する光出力を生み出す。
このライトの筐体には多数の取り付け点があり、カメラ、ドローン、ステージセットなどに取り付けることができる。 Bumble Bee 25-Cはバッテリー(12V XLR入力経由)または外部電源で動作する。純粋なDC調光なので、すべてのフレームレートでちらつきのない0〜100%の調光制御が可能だ。
Bumble Bee 25-CはLEDオムニカラーテクノロジーを使用しており、一次色、二次色、三次色のLED(レッド、アンバー、ライム、シアン、サファイア)を組み合わせて使用することで、従来のRGBW技術よりも均一なスペクトルを作り出すことができる。独自のアルゴリズムで5つの異なる色を組み合わせ高品質のホワイトバランスのとれた光を出力する。 25-Cは最大98 CRIと97 TLCIの演色評価数を実現している。
Bumble Bee 25-CはS.H.O.Tを使用しており、ユーザーは彩度、色相、出力、色温度を調整できる。色設定変更機能により、あらゆるシナリオに合わせて照明をカスタマイズすることができる。また、S.H.O.Tコントロールシステムにより DMXを介してリモートでアクセスできるほか、iOSおよびAndroid用の無料のHive Lightingスマートフォンアプリを介してもコントロール可能だ。
Bumble Bee 25-Cは180度の照明も可能。ドロップインレンズやバーンドアなど様々な取り付けポイントも用意されている。さらに、フルサイズまたはミニのLekoアタッチメントにより、光出力の整形ができる。Bumble Bee 25-Cの直径は100mmで、多くのアクセサリーや光調用アダプターにも対応している。
主な仕様
- 出力:1500ルーメン
- ライトインデックス:最大98 CRI / 97 TLCI
- 調光:0 – 100%
- 色温度:1,650K – 8,000K
- コントロール:DMX、スマートフォン
- AC電源:100 – 240 V入力
- DC電源:XLR経由で12 V入力
- 長さ: 63mm
- 直径: 100 mm
- 重量: 0.5 kg。
価格や発売時期についての情報はまだ発表されていない。