CAME-TVが、P-20Rライト3台とアクセサリーをトラベルケースに収めたトラベルキットを発売した。
中国のメーカーCAME-TVは、カメラサポートやスタビライザー、ライトなど、さまざまな映画機材を手がけているが、今回、新たな照明器具のキットを発売した。ライト自体は2年ほど前からあるもので、新しいものではないが、新たにキットとしてパッケージ化した。
P-20Rは、背面のNP-Fバッテリーマウント2個で駆動する。あまり電力を消費しないが、バッテリー交換も可能。また、付属の電源アダプターを使って接続することもできる。ライト内部での充電はできないので、両方を接続することはお勧めしない。
CAME-TVによると、TLCIは97+、CRIは96+で、手頃な価格のLEDライトとしてはかなり優秀だ。LEDは進歩しているので、低品質なLEDライトは最近ではほとんど見なくなった。
出力は、5600Kで2130.98ルーメン、3200Kで2044.08ルーメンとなっている。取り付けは、ライトの底面に1/4″16のネジが1つ用意されている。
CAME-TV P-20Rのコントロール
このライトは、背面の回転ノブと内蔵ディスプレイ、付属のリモコン、またはBoltzen lightsアプリでコントロールできる。ライトには、サンダーやディスコライトなど、いくつかのエフェクトが組み込まれている。
AputureのMCライトや、SmallRig Pix M160といったライトの直接のライバルになりそうだ。大きな違いは、他のほとんどのライトがライトスタンドとセットになっていないことだ。
キットには、トラベルハードケース、3本のライトスタンド、リモート、P-20Rライト、NP-Fタイプのバッテリー6個、NP-Fスタイルの充電器、電源アダプター3個、ボールヘッド3個が含まれている。
価格と発売時期
現在発売中で、同社のサイトから購入できる。